こんにちは、ユーロプラスインターナショナルです!
私たちは、その選手の能力や将来の目標に合わせて最適な留学、トライアウトプロジェクトをご提案しています。
弊社サポートの岸琢人選手が所属するドイツ6部のFV Biebrichに冬季中断明けから二宮優士選手が加入しました。
GKとしてMittelrhein地区の強豪クラブである1.FC Dürenでプレーしていた二宮選手と岸選手の日本人選手2人のトレーニングの様子を見学してきました。
二宮選手と同部屋で、2週間の短期留学プログラムでマインツに来ている中学3年生の大原選手も帯同しました。
小雨の中、ゆっくりとランニングで身体をほぐしてからは2グループに分かれ、パス&コントロールのグループとランニングメニューのグループに。
パス&コントロールは1つ1つのステーション間隔が広く、動きを止めることなく常に移動してモビリティを保つ工夫がされている印象。ワンツーやドリブルのステーション等も含まれ、様々なアクションを1つのセッションの中でこなしていくオーガナイズ。
ランニング組はインターバル形式で高強度のランニングとジョギングを繰り返しながらメニューをこなしていました。
グループ別のメニューを消化するとフィールドの選手は2フリーマンを含んだハーフコートでのポゼッション、GKは3人でこの後ゲーム形式に入るためのウォーミングアップへと移ります。
休み明けのドイツ人選手に比べると、年末年始にしっかりとコンディション調整をしていて身体がキレている岸選手は、特に守備面で何度も良い形でのボール奪取やパスカットを見せ、味方選手からも「gut, Taku!(いいぞ、タク!)」と頻繁に声を掛けられていました。
チームのボール保持時も正確なボールコントロールと運動量の多さで広範囲に渡ってサポートに顔を出し、リズムをつくっていたのではないでしょうか。
大柄なドイツ人GKに比べると体格的には不利な二宮選手。レギュラー格の選手は190cmを超える長身ですが、何とか首脳陣にアピールしてポジションを勝ち取ってもらいたいと思います。
二宮選手は加入したばかりという事もありゲーム形式では味方との呼吸が合わないシーンもありましたが、ドイツ語の能力はとても高く、全く問題ないレベルでコミュニケーションを取ることができるのでこれから調子とパフォーマンスを上げてくれることでしょう!
岸選手に関しては、練習後監督からは「タクのコンディションはチームで1番良い。身体のキレもあるし、すごく印象がいい」とコメントを頂き、この調子を維持しながら後期は得点とアシストのスコアポイントをもっと伸ばしていってもらえればと思います。