今日は、予選最終戦となるコスタリカと10時KOだった。
朝はいつもより早く集まり、身体を起こして試合に臨んだ。
Gグループは現在
チュニジア 1勝1分 勝点4
スロバキア 1勝 勝点3
日本 1敗1分 勝点1
コスタリカ 1敗 勝点0
今日のコスタリカ戦で勝って勝ち点4とし、なんとか並んで行きたいところ。
天気は良好。コンディションもバッチリ!
ついに最終戦が始まった。
コスタリカも東洋大学も前方の3人が上がり、2人とスイーパーのようにGKが入り3人で後ろを作る似たような戦術で始まった。
ファーストシュートは、コスタリカのGK。
このミニフットボールはGKの攻撃参加も戦術として大変有利になる。
昨夜のミーティングから狙いであった、コーナーをとる動きで開始2分、ビックチャンスが生まれる。
小林の縦パスに、室井が抜けて、ヒールで落としたボールを再び小林がシュートをするが、相手DFに挟まれシュートを阻止される。
その後、コスタリカは、FWにボールを集める。フットサルのピヴォ当てのようなプレーでシュート数を増やすも、青木の好セーブ。
試合が動いたのは6分。
相手が予想もしていないタイミングで、高橋のシュート!
それをゴール前に走っていた小林がヒールで角度を変えて、先制点を掴む。
流れをつかみかけている日本は、続けてゴール前を崩していくが、最後のシュートが打てない。
対してコスタリカは、カウンターを中心に攻撃を仕掛けていた。
前半16分 変わらず前の16番にボールを集めるコスタリカは、16番の反転からのシュートが日本ゴールを揺らし1-1の同点に。
前半22分には、左サイドの藤富のクロスが、相手にあたりオウンゴールを誘い、2-1とリード。
続いて前半25分 高橋のクロスを藤富が流し、最後は室井のゴールで前半を3-1で折り返した。
日曜日ということもあり、パース在住の日本人の方々が応援に来てくれて、声援を送ってくれていた。
後半になり開始1分、横パスを奪われ、失点に繋がる。後半早々3-2と縮められた。
続いて2分、コーナーからまたも16番にやられ、16番はハットトリックとなり、3-3と追いつかれる。
後半の立ち上がりの悪さが目立った。
そのまま流れを渡してしまい、6分には追加点を許し、3-4逆転されてしまう。
続き8分、16分にも失点と後半開始から16分で5失点。
3-6と立場は完全に逆転した。
会場全体が、日本の失速を感じていた。
ただピッチ上では違った。もう一度立て直そうと。
すると後半21分、22分に追加点を取り、室井はハットトリックとなり、スコアは5-6と迫る。
残り3分、、、
コスタリカのフィジカルの強さもあり苦戦する日本。
24分にチャンスも得点ならず。
その後、25分に室井のさらなる追加点で6-6に追いつく。
室井はこの試合4点目となった。
試合は、このまま6-6となりホイッスル。
「What a game!!(なんて試合だ!!)」
が会場に響いた。
大量得点というプレッシャーから生まれた失点。
会場全ての人が、最後の最後まで注目し、ワクワクしたことだろう。しかし、この引き分けにより、決勝進出はなくなってしまった。
悔しい、惜しい試合となった。
2試合続けての「Nice game」。勝利を掴めなかった。
日本のサポーターも増えた。
コスタリカのハットトリックした16番、カルロス・エルナンデスは現在38歳。現役時代はコスタリカの世代別代表や、トップ代表であり、スタミナはないが、テクニックや体の強さ、使い方を日本の若者たちに見せてくれた。
W杯は続くが、日本はここで敗退となった。
午後は、近くを散歩しに出た。
公園は広く、どこもかしこも綺麗な芝生が敷き詰められている。
カンガルーに会えるという公園へ向かった。
その後ホテルに戻り一人一人、振り返りも兼ねての時間が渡された。
夕飯後、同グループであるスロバキアvsチュニジアの試合をみにスタジアムへ出た。
日本はスロバキアには0-6。チュニジアとは0-0であった。
どのチームにも特徴があってとても見応えがある。
結果は1-1と、熱い試合だった。
明日は1日オフとなる。
観光もしてその中で、サッカーに触れ、考え、成長につなげていきたい。