イタリアのサッカー留学について

スペインサッカー留学言わずと知れたイタリアサッカー界の代名詞、セリエA。そのセリエAを頂点とし巨大なピラミッドを構成しているプロ、アマ両方のリーグに参加しているクラブ数を合計すると、なんと2,000クラブにも上ります。毎日のように熾烈な順位争いが行われているサッカー激戦国イタリアは、多くの選手たちにとってのあこがれの地。自分の実力がどれだけ通用するものか試してみてみるには、格好の環境と言えるでしょう。

何としてでも勝つという闘争心むき出しのプレースタイルは、イタリアサッカー特有の武器です。実はその原動力として、経済的な面も一役買っています。イタリアではクラブが上げる収益が大きく、ゆえに選手の補強や経済的な待遇がとても手厚いのです。ミランが本田選手獲得に年俸550万ユーロという破格の条件を提示したことは、日本でも有名な話です。その結果現地では、お金をかけているクラブは勝って当然、という考え方も一般的であり、人気のクラブや選手たちはそれ相応の重責を負って試合に臨んでいるのです。結果を出せなければ、熱狂的なイタリアのサッカーファンたちがいかにシビアな態度を見せるか、ご存知の方も多いことでしょう。そういった独特の文化がはぐくんできた勝利への飽くなき執念が、イタリア人選手特有の確固たる球際の強さを育ててきたのです。激戦を生き抜いてきた彼らとプレーすれば、日本では培えない勝負強さをきっと身に付けられるはずです。

若手にもチャンス、世界三大リーグの 〝セリエA〟

スペインでサッカー留学セリエAは、イタリアのプロサッカーリーグであるレガ・カルチョの1部リーグで、イングランドのプレミアリーグ、スペインのラ・リーガと共に3大リーグに数えられます。中でもイタリアは戦術の研究が特に盛んであり、セリエAではカテナチオサッカーを主軸とした複雑なチームワークが披露されています。逆にその戦術の深さから、移籍したての有名選手が必ずしも即戦力となるわけではないというのも、セリエAならではの面白さです。ユヴェントス、ミラン、インテルといったビッグクラブの存在が目立ちますが、プロヴィンチャと称されるその他の地方都市クラブたちも、若手の育成やピーク後の選手の活躍の場となっています。

セリエA(14チーム)はイタリアプロリーグの1部であり、それに続いて2部のセリエA2 NORD(北)とSUD(南)(各12チーム)、3部のセリエB(A~Fの6リーグ各12チーム)、4部のセリエC1、5部のセリエC2、6部のセリエDまで広がっています。州リーグとなるセリエC1は各州に1リーグ、セリエC2は約2リーグの構成で、セリエDは県リーグとなっています。イタリアのフットサルリーグの一番の特徴は、最下層のセリエDのクラブにも運営を支援してくれるスポンサーがついていることが多いということでしょう。選手たちにも交通費などが支給されるため個人負担が軽減されているという、世界でも珍しい恵まれた環境です。
外国人枠に関しては、各リーグ1人と若干厳しめの制限があります。一方で21歳以下の選手に関しては、セリエA、A2、Bでは必ずベンチに2人以上置くこと、さらにセリエC1、C2ではその内1人を必ず出場させることが義務付けられています。若手の活躍できるチャンスを守っているこの体制は、さすがイタリアというところでしょう。

留学プログラムについて

短期(2週間〜3ヶ月)

 

イタリアサッカー留学 短期コース

ビザを必要としない3ヶ月未満の短期留学コースとなります。夏休みや春休みなどの期間を利用し、レベルアップをしたい方や将来の長 期留学に備え、まずは短期的にチャレンジしたい方などが選択されるコースです。短期間にはなりますが、自信のレベルを試すキッカケ にもなり、短期間でのレベル工場の足がかりとすることもできるでしょう。将来を見据えたうえで実際に短期的に体験する「百聞は一見 に如かず」のプログラムです。

長期(4ヶ月〜6ヶ月)

 

イタリアサッカー留学 長期コース

3ヶ月以上の渡航のため、長期ビザが必要なコースとなります。シーズン途中からなるべく長く留学したい方や、 大学などを半期休学してチャレンジしたい方、サッカーだけでなく、語学の習得や現地リーグにおける自身の実力 を試していただくことに適したコースです。「本格的な練習参加だけではなく、留学と旅行も兼ねてサッカー観戦 もしたい」というようなことも実現できるコースです。

語学 + サッカー留学(7ヶ月以上)

 

イタリアサッカー留学 シーズンコース

7ヶ月以上の長期ビザを保有し、サッカー&語学の技術を習得するプログラム練習生としてのチーム参加が基本ですが、学生滞在許可証の発給後(約3ヶ月目以降)からシーズン終盤には、当社及び所属クラブの判断により、他チームへ入団テストを受ける事も可能です。将来イタリア語をじっくり学びたい、サッカーで海外リーグに登録して選手として活躍したい、1年以上の滞在で培った語学を活かし、監督はじめ、各種ライセンスの取得を目指したい、という方にお勧めなプランです。

イタリアでの現地コーディネーター紹介

林 延行

イタリアサッカー留学をサポート

名門滝川第二高校を卒業後、イタリアに渡り、サッカー・フットサルのプロ・セミプロクラブ渡り歩き、現在はイタリアのローマ近郊にてサッカー・フットサルのプロジェクトコーディネーターとして活躍中。

林延行の旧ブログ

イタリアのサッカー留学ブログ

イタリアの提携・協力クラブチーム紹介

スペインでのサッカー留学イタリアプロサッカーリーグは1部「セリエA」と2部「セリエB」、3部A・プリマ・ディヴィジオーネ(セリエC1)と3部Bセコンダ・ディヴィジオーネ(セリエC2)、4部セリエD、さらには5部セリエE・エッチェッレンツァ(Eccellenza)、6部セリエF・プロモジオーネ(Promozione)というカテゴリーで構成されています。

言わずと知れた世界中からスター選手が集まる世界最高峰のリーグで、現在もリーガ・エスパニョーラ(スペイン)、プレミアリーグ(イングランド)などと共に世界トップレベルの選手が揃うリーグです。

日本人が最初に目指すのはセリエD~Fのセミプロリーグとなります。活躍次第では上位リーグの道も開けるでしょう。
1部リーグはJリーグ以上のレベル、2部リーグはJ1リーグ、3部リーグAがJ2、3部リーグBが地方リーグ並みのレベルと考えられます。それ以下のアマチュアリーグの中でも、月に何十万ともらってプレーをしている人がいるのはお国柄でしょう。
18歳以下の選手はユース登録として、提携クラブそれぞれのユースカテゴリーで練習を行い、規定をクリアできれば契約してリーグに出場することが可能です。


イングランドの提携・協力クラブチーム紹介

ビテルベーゼ(セリエD|4部)

セリエBなどでプレーをしていた事もある歴史のあるチームの一つである。
天然芝のスタジアムを持ち、色々なチームと提携しているため、沢山の若手の選手を集め毎年セリエDでしっかりした結果を残している。

モンテフィアスコーネ(Eccellenza5部)

現カテゴリーにおいて、他のクラブを圧倒するほど環境が整っており、日本との交流を持った事もある。チームカラーは緑・黄色でジュニアからの年代を合わせると150人近くの選手を抱える地元では有名な若手育成のチームでもある。セリエAのエンポリと提携しており、選手や監督を講習やセレクションに送っている。

【クラブ公式サイト】
http://www.asdmontefiascone.it/

ポルティング・スカーロ(Eccellenza5部)

過去に日本人選手がプレーをしていた事もあり、日本人との関わりが強いチームの一つである。地元のプロチームで活躍していた選手などを監督などに招き、チームの活性化を狙う。

オルヴィエターナ(Eccellenza5部)

長い歴史を持つ中で、若手の育成に力を入れ地元から良い選手を育てている。2009年シーズンのGKはパレルモに送り込んだ経歴も持つ。チームカラーは赤・白でジュニアからの全ての年代を合わせると150人近くの選手を抱える大型クラブ。

【クラブ公式サイト】
http://www.orvietanacalcio.it/

ピアノスカラーノ(Promozione6部)

セリエBのアスコリと提携しており、常に若い良い選手の排出を狙っている。
環境ほどさほど良くはないが、上に上がっていくためのステップアップとしては環境の揃っているチームといっても過言ではない。

カニネーゼ(Eccellenza5部)

近年、成長してきたチームで地域性を大事にしホームゲームには1000以上の観客数も見込める。

ルブリアーノ(Prima categoria7部)

アマチュアリーグであるものの、セミプロ契約設備もリーグではトップレベルである。セリエBのアスコリと提携を持ち、監督が選手を送り込み、監督もアスコリのチームスタッフとして動いていた経歴を持つ。 芝生のグランドを持ち、体育館も保有している。 アマチュアレベルでは格別な設備を持つチーム。

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