【ドイツ】北海道学生リーグ最優秀新人賞&得点王の和嶋選手がレベルアップのためにドイツへ短期留学!

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こんにちは、ユーロプラスインターナショナルです!

私たちはその選手の能力や将来の目標に合わせて最適な留学、トライアウトプロジェクトをご提案しています。

北海道教育大学岩見沢校でプレーする和嶋陽佳選手が1週間の短期プログラムでドイツに挑戦しに来ました!

和嶋選手は北海道の名門、旭川実業高校では10番を背負い、北海道教育大岩見沢校では1年生ながら主力として活躍。2024年の北海道学生リーグでは得点王となり、リーグの優秀選手賞と最優秀新人賞を受賞した選手です!

怪我明けでコンディションを戻す必要があったことと、デンソーチャレンジカップの北海道選抜に選出されており、試合日程が詰まっていたため1週間という短い期間ではありましたが「スピード感、縦に速いサッカーというイメージが強く、自分のプレースタイルに合っていると思う」ということから、選手としての視野を広げるためにドイツに挑戦しに来てくれました。

練習は、トップチームがブンデスリーガ2部に所属している1.FCカイザースラウテルンのU19、ドイツ5部のクラブなどに参加しました。

カイザースラウテルンではユースブンデスリーガに所属しているU19のトレーニングに参加。

U19は前期日程にあたるユースブンデスリーガ・予選リーグではボルシアMG、バイヤー・レバークーゼン、1FCケルンなどの優勝を狙うようなチームと同グループの激戦区に入り、惜しくも勝ち点1差で4位となり上位リーグには進めなかった(8チーム中3チームが後期日程のユースブンデスリーガ・上位リーグに進出できる)。しかし、既出の強豪チーム相手に引けを取らない結果を見せていただけあり、トレーニングにおける強度やスピードはハイレベルでした。

1時間くらいかけてW-upとフィジカルメニューをこなし、ビルドアップからサイドに展開してのフィニッシュトレーニング、サイドフリーマン6人の6角形グリッドのゲーム、通常ゲームという流れでセッションを消化していきました。

やや戦術的なアプローチが大部分を占めるトレーニングだったり、DFの視野から消えるオフザボールの動きでマークを剥していたけど思ったようにボールが出てこず、なかなかアピールする機会が無かった…というような印象でした。

その中でも強引にフィニッシュまで持っていくシーンもいくつか作れてはいたのでポテンシャルの片鱗は見せることができていたと思います!

「技術面では日本のレベルは全く負けていないけど、ボールを受けてからのゴール方向へのスピードや強度はドイツはレベルが高かった」と和嶋選手本人も練習後に話していました。

和嶋選手は、全体的に満足いくようなプレーがあまりできずに悔しい思いがあったようですが、もっとこうした方がいい、あのシーンではこんなプレーをしたらボールを受けて次に展開へ繋げられたかも…といったように、自分のプレースタイルとドイツで求められるプレースタイルとを比較しながら改善点を模索して自分の成長に活かしていこうというマインドを持っている選手でもあり、今回の練習参加で更に向上していくためのヒントを少なからず得ることはできたようです。

もともと有している能力やポテンシャルに疑いはないので、今回のドイツ留学での経験を成長のためにプラスに変えて、世代を代表するような選手に成長してほしいと思います!

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