こんにちは、ユーロプラスインターナショナルです!
私たちはその選手の能力や将来の目標に合わせて最適な留学、トライアウトプロジェクトをご提案しています。
長期留学生としてドイツに挑戦しに来ている宮澤柊斗選手と小林夏生汰選手がマインツ市内のクラブにそれぞれ練習参加しています。
高校3年生だった昨年の夏にも短期でのドイツ留学を経験している宮澤選手。少しではありますが前回も成人チームの練習に参加していた経験値もあり、割とすんなり入り込めているのではないでしょうか。
今回は昨シーズンドイツ8部で優勝し、今季からは7部で戦うFortuna Mombachの練習に参加しました。
ポゼッション系のトレーニングやダブルボックスより若干幅が狭めの6vs6+GKのゲーム形式のトレーニングなどをこなしました。
スピードやアジリティに優れ、サイドで仕掛けるドリブルを得意としている宮澤選手は、狭いグリッドでのゲームでもその強みをしっかりと示すことが出来ていたと思います。
右サイドでは細かいタッチで相手DFのアプローチをいなしながら縦へ推進力のあるドリブルを見せたかと思えば、ゴール前に積極的に入り込んでフィニッシュにも多く絡んでいました。
決定力もあり、かなり多くのゴールを決めていた印象があります。
守備でも素早い切り替えからボールへのアタックであったり、相手の選択肢を規制する速いアプローチをしっかりとこなすことが出来ていたので良かったのではないかと。
監督からの評価が良かったのは勿論ですが、練習を見ていたチーム関係者(?)の人が「彼(宮澤選手)は今週末の我々の試合に出なきゃダメだ」とピッチ横で話している声が聞こえてきていました。今すぐ試合に動員させたいと思わせるほどインパクトのあるプレーを見せることが出来ていたことの裏返しとも取れるのではないでしょうか。
個人的には、宮澤選手はもっと身体のキレを上げていけると感じているので、この日見せたプレーよりももう1段階上のパフォーマンスが出来るのではと思っています。
練習の最後にはラントレもこなしました。
小林選手は8部に所属するAksu Mainzのトレーニングに参加しました。
ポゼッションのトレーニングであったり、7vs5のオフェンスのセッションでもそうでしたが、結構パスが小林選手に集まってくるなという印象でした。早くもチームメイトから信頼されている証なのかなと。
7vs5の攻撃に重点を置いたトレーニング時には底の位置から左右にボールを散らしたり、斜めのフィードボールで相手のDFラインの背後を突くなど、組み立ての部分でリズムをつくれていました。低い位置からの配球で多少味方とタイミングが合わないシーンもありましたが、キーパスやフィニッシュアクションに関わる配球も多く、グループを上手くコントロールしていました。
ドイツに来た当初はコンディション不良もあり、身体が常に重そうな(笑)感じがありましたが、本人的にも少しずつフィットネスも取り戻し、徐々に良い感覚でプレーが出来ているようです。
Aksu Mainzの監督も「ボールを散らすことが出来るし、落ち着かせることも出来る。良い選手だ。ボランチやインサイドハーフの位置で上手く力を発揮してくれるんじゃないだろうか」と評価してくれていました。
宮澤選手も小林選手も、まずはこの1シーズンしっかり戦ってほしいなと思っています。