U23ソサイチ日本選抜(関西)タイ・パタヤ遠征

3375

2017年3月3日(金)〜6日(月)。

U23ソサイチ日本選抜(関西)のタイ・パタヤ遠征が行われた。

1月に大阪で行われたセレクションや、1dayの大会、更には過去の選抜メンバーから集められた選手による、日本選抜(関西)が結成。

事前の国内活動を経て、冬並みの寒さが残る日本から一転、常夏のタイへと飛び立ったメンバー。

 

1日目は、午前中にトレーニング&日本選抜(関東)と強化試合。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前日の移動の疲れを取ることと、タイの暑さに慣れることを意識したトレーニングに、次の日の大会を想定した20分ハーフのゲーム。

 

チームとしての戦い方、時間配分、味方の特徴を把握する為にも大切な時間。さすがに疲労感が見られたものの、チームとしての形が出来上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレーニング後はタイ料理を堪能し、その後はフリータイム。

ショッピングや、パタヤビーチを楽しみリフレッシュ。

 

そして、2日目。

Thai International Cupが行われた。

全6チームによる大会。

3チームのリーグ戦から順位決定戦。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1試合目VS Putaluang 2-2△

2試合目VS Lotus FC 2-3×

 

2試合合計、1敗1分の勝ち点1

惜しくも予選2位となり、3.4位決定戦へ。

 

どちらの試合も惜しくも分けた、負けた試合となった。最後の1つ、気持ちが足りない。守備、攻撃、相手を上回るには相手よりも気持ち込めて闘うしかない。キャプテンを中心に叱咤激励し合い、必ず勝って日本に帰ろうと今一度気合いを入れた。

 

そして、3.4位決定戦。

VS Chonburi 8?5○

 

前半は5-1と大差を付けてリード。

ここ2試合、不発だった攻撃陣が大爆発。

しかし、後半は相手も息を吹き返し立ち上がりの失点を皮切りに一気に5-4に。

しかし、この状況にも選手達は慌てずに全員で気持ちを入れて戦い、結果的に8?5と接戦を制した。

予選の2試合を見ると、この8?5という結果は大きな成長の現れだった。

まさに全員の力で掴み取った大きな大きな勝利。試合終了の笛が鳴った瞬間は全員が歓喜に包まれ最高の瞬間だった。

もちろん、優勝を逃したことへの悔しさは全員があることは事実だ。しかし、それ以上に3位になった達成感を全選手が感じている。

終了後の選手達の顔からはやり切ったという充実感が滲み出ていた。

 

そして、遠征日程が終了。

あっという間に日本へ帰国した。

この活動を通した経験で、彼らが何を学べたかは分からない。しかし、それぞれにとって意味のある活動になったことは間違いない。

ここで集まれた出会いに感謝し、ソサイチを通して深めた友情と、ソサイチから学んだ経験を活かして、それぞれの舞台で活躍してほしい。

前の記事モンテネグロ留学 (三浦 赤星 清水 千徳 渡邉選手)
次の記事U23ソサイチ日本選抜 「タイ・パタヤ遠征」