昨シーズンDivision2のChumphon FC(チュンポーンFC)に所属しておりました佐藤佳成のNonthaburi FC(ノンタブリーFC)との契約を完了致しました。
佐藤は駒澤大学サッカー部を卒業後、当時地域リーグに所属していたグルージャ盛岡(現在J3)で3年間プレー。その後弊社を通じてドイツ、モンテネグロリーグへチャレンジ。1年間ヨーロッパの厳しい環境に身を置き、2014シーズンよりタイに活躍の場を移しました。
佐藤はオールラウンドタイプのストライカーです。器用さ勤勉さも持ち合わせ、チームが求めればサイドハーフやボランチもこなす柔軟さで評価されてきました。
しかし本人も自覚するように、外国人助っ人として海外のリーグで評価され上に行きたいのであれば、求められるものは結果。個人で局面を打開し、決定的な仕事をする。ポジションがFWであればそれは明らかです。特に組織がしっかりしていない下のカテゴリーに行くほど、そういった要素は強く求められます。
Nonthaburi FCは2017シーズンより新設されたT4に所属するチームです。本拠地を置くノンタブリー県はバンコク首都府に接していて、国際空港であるドンムアン空港や、バンコク中心地からも比較的近い場所にあります。昨シーズンには新しいスタジアムも建設し、今年はT3への昇格を至上命題とする野望に満ちたチームです。
しかしチームは開幕から6節を終えて現在7位。T3への昇格、そしてその上も見据えるチームにおいて今後は負けも許されない厳しい戦いが続きます。その中でチームからの期待、プレッシャーは大きくなると思われますが、佐藤自身が一番分かっている自分の強みと弱み。ステップアップに必要なもの。それらををひとつひとつ実現し、チームの勝利、昇格、そして彼自身のゴールに向かって進んで行ってくれるものと思っております。