T3南部エリア、Nakhon si thammarat unity (ナコンシタマラートユニティー)に所属する井上哲郎が第4節のベストイレブンに選出されました。
2017シーズンのタイ3部リーグT3はタイ全国を2地域に分け、北部14チーム、南部15チームでリーグ戦を戦っています。そのうちの各上位2チームがT2への自動昇格、各下位1チームがT4への自動降格というレギュレーションになっています。
井上は桃山学院大学サッカー部を卒業後すぐに渡泰。2017シーズンはタイで迎える4季目のシーズンとなります。身体的な強さを生かしたディフェンス、ヘディングの強さ、正確な技術を持ち味とする万能型の中盤の選手です。
攻撃的なセンスも持ち合わせ、2015シーズンには中盤の選手ながらシーズン8得点という結果を残し、多くのチームから高い評価を受けました。
しかし本人も目標としているDivision1へのステップアップという壁は想像以上に高く、今だ上のカテゴリーへのステップは踏む事は出来ていません。それほど外国人選手として上のカテゴリーへ上がるということは難しいことなのです。
しかし、彼自身の諦めない気持ちと勝負強さをシーズンを通して発揮することが出来れば、それも自ずと近づいてくるだろうと思っています。中盤の選手ですが外国人選手として求められるのは常に結果。自分で結果を出し続けチームを引っ張る。その先に彼が目指すゴールが見えてくるはずです。
Nakhon si thammarat unityは4節終了時現在で1勝3分けの勝ち点6、順位は6位(15チーム中)に着けています。好調を維持する井上の活躍でさらにチームを上位へと引っ張っていって欲しいと思っております。