年末に行われた全国を代表する強豪高校100チーム以上が参加する横山杯。
同大会で選ばれた約30名の選手たちは、これから国内で選抜トレーニング兼選考会が行われ、その中から、最終選考に選ばれた選手はスペインで行われる「マドリードユースカップ2018」に参加する。
過去にはレアルマドリードユースや日本代表の柴崎岳選手も所属するヘタフェCFユースも参加する非所にレベルの高い国際大会。
早速第1回目のトレーニングが流通経済大学龍ヶ崎キャンパスサッカー場で行われた。
昨年の全日本大学サッカー選手権で優勝し、毎年Jリーガーを輩出するプロ養成所とも呼ばれる全国屈指の強豪校・流通経済大学サッカー部コーチの大平氏が昨年に引き続き国内トレーニングのヘッドコーチを担当する。
コミュニケーションを要するW-UPから始まり、テニスボールでのリフティングなど普段のトレーニングに新たな刺激を与え、常に考えて身体を動かすメニューが続いた。
午前のラストは素早い攻守の切り替えが求められるハードなトレーニングとなった。
昼食後にはミーティングが行われた。
日本代表の各世代を例に日本サッカー界が抱えている問題点。そしてユース年代でなにが求められているのかを確認した。
午後は紅白戦を実施。
ミーティングで見た日本代表のインテンシティーの高いプレーを再現するかのように、激しい球際や運動量、闘う姿勢と素早い攻守の切り替えが多く見られた。
どの選手もこのチャンスを掴みたい、この瞬間も成長したいという気持ちが伝わってきた。
次回も質の高いトレーニングを重ね、遠征メンバー入りをかけた競争もさらに激しさを増すだろう。
スペインで世界トップクラスの闘いに挑む。