U12ソサイチ日本選抜大会1日目
朝からみんなでワイワイ、本当に仲良い12人。ピッチ上でもそのチーム力を発揮できるか?
ビュッフェスタイルの朝食会場で朝ごはん(絶妙なタイミングで目をつぶってしまうハルト、、、3枚撮って全部目をつぶってたからこの写真で許してください笑)
午後からの試合に向けてミーティング
チームとしてどう闘うのか
国内から伝えてきた事を実際に動画を観ながら全員で共有。
試合のイメージを高めながら会場へ
いよいよASIA’S WORLD YOUTH CUP 2018開幕!
予選グループリーグ
第1試合
vs ANZA Gold(Singapore)
昨日とは打って変わって晴れ模様、灼熱の太陽が照り付ける初戦となった。
開幕戦ということもあってか動きがぎこちない。
なかなか自分達のやりたいサッカーを出来ず、相手のフィジカルの強さに押さえ込まれる展開。
DFハヤトとアキトを中心にギリギリの所で耐えていたが、ロングボールからフィジカルでゴリゴリのドリブル突破を許し数的不利を作られ立て続けに2失点。
苦しい試合展開の中、徐々にテンポ良くパスが周り1タッチ2タッチで相手ゴールに迫るシーンも見られたが、なかなかシュートが枠に飛ばすタイムアップ。
初戦は0-2の敗戦となったが、後半に見られた攻撃的なパスワークを次の試合のスタートから発揮したいところだ。
第2試合
vs NFDP-ATPP Cougars(Malaysia)
平均身長で大きく上回る相手との対戦。
同世代とは思えない距離のロングボールの応酬と細かいパスワーク、スピードの速さとフィジカルの強さを活かした相手の攻撃。
GKシンが5点分は決定的なシュートをビッグセーブで止めるも結果は0-4
自分たちもチャンスがなかった訳ではないが相手のシュートは枠を捉え、日本のシュートは枠に飛ばない。
ゴール前での激しいプレッシャーの中でも正確に枠に飛ばすシュート技術の差が結果に現れた試合となった。
第3試合
vs Turf City football Club(Singapore)
大会1日目ラストの試合
上位トーナメントへ向けて、是が非でも勝ち点が欲しい試合だが、ココでも苦しめられたのはフィジカル能力の差。
開始早々にDFとGKの間を突かれ失点。
その後もセットプレーやロングボールに苦しめられる展開。
その中でも球際を激しく行き、奪ってからのショートカウンターでゴール前まで行く迫力ある攻撃を見せるものの、FWハルトやカイチのシュートは相手守備陣の決死のスライディングでブロックされゴールを決めきることはできない。
ベンチにいる選手も外から
「もっと球際行け!」「右サイド、フリー!」「ゴールいけるぞ!」
と熱いコーチングをしチーム全員で必死に戦ったものの終わってみれば0-5の敗戦
人工芝のピッチは体感温度35度以上
暑さと相手のフィジカル能力の高さにやられた大会1日目
決して得点のチャンスがなかった訳でもなく、守れない相手でもなかった。
日本の選手に比べると足元の技術は低いかも知れないが、単純に海外の選手は速くて強い。
アジリティ能力では日本人が勝るが、距離が長くなるにつれ、彼らの加速力、スピードで持ってかれてしまう。
日本人相手の守備では通用しない。海外仕様の守備の仕方を身につけるしかない。
3試合目には相手をスピードに乗せない守備の対応が見られる場面が多かった。
それに相手は苛立ちファールを誘いセットプレーのチャンスが増えたのは間違いない。
たった3試合でも子どもたちは学び成長している。
成長してるからこそ欲しいのは勝利という結果。
明日の予選リーグ残り2試合を両方勝つ事で僅かながら上位トーナメント進出への可能性を残している。
この可能性に、自分たちを信じ激しく闘えるか?願っていても手に入らない。
勝利という結果を12人全員でもぎ取って欲しい。
負けても下を向かず、改善しようと自分たちで話し合い、誰一人諦めずに前を向いている。
闘志はまだ消えていない、、。