今日からコスタブランカカップも4日目となり、決勝トーナメントが始まります。
関西選抜は2勝1敗の予選2位でベスト16に進出しました。
決勝トーナメント1回戦!
負けたら終わりと言うプレッシャーがある中の試合でした!
vs entreculturas Montesan
2-1
試合内容としては、一進一退の試合でした!
シュートを打つも入らず、逆に攻められる時間帯もあり、難しい試合でした!
その中で前半10分が過ぎたあたりでPKをもらって、しっかりコウセイが決めて1点目が入ります。
その直後ユウシのドリブルシュートがゴールに入り、2点目が入りました。
前半終盤に1点返されましたが2-1とリードして前半終了となりました。
ハーフタイムでは攻守の切り替えを早くする事と、サポートを無くさない事、そしてミスを恐れずトライする事の3つを選手に伝えました。
後半はチャンスもあったんですが、決めきれず、攻められる時間がつづきました。
しかし予選で「戦う気持ち」と「チームワーク」の強さを感じた選手たちはこの試合も、全選手が身体を張って守り切りました。
2-1で勝利し、ベスト8へ進出しました!
この日はダブルヘッダーとなりました。しっかり昼食をとり試合へ!
コスタブランカカップ 準々決勝
vsCiudad de Alcorcón F.S
負ければ終わりの決勝トーナメント。
準々決勝ともなると観客もたくさん応援にきています。相手チームの応援団は太鼓まで叩いて応援してました。
僕の指示も聞こえず、選手間での声も聞こえない中の試合でした。初めての環境の中で選手達は戦いました。
前半開始直後にこちらのミスが重なり、前半10分で0-3と厳しいスタートとなりました。
相手の応援や相手選手の身体が大きいことあり、下を向いてプレーしてしまっていました。
直後のタイムアウトで今回の大会で初めて強く選手に要求しました。
下向いててどうする?まだ前半!しかもまだ半分もある。
フットサルはミスするスポーツ!ミスしてもいいからトライしろ!
どんどんトライし続けよう!
選手たちも少し落ち着きを取り戻し、ワールドカップさながらのこの雰囲気を楽しめるようになりました。
しかし勝負はそんなに甘くありませんでした。得点を奪うことはできず、スコアは0-3のままで前半終了しました。
ハーフタイムではまず一点ずつ追いつこう!
ラスト20分トライし続けようと伝えました!
選手の目を見ると死んでいません。
僕の指示は、リスクをおかしてもいいから勝つためのフットサルをしよう!
選手達は大きい声で返事をしてくれたので、これはまだ行けると思いました!
後半残り3分で相手は5ファールがたまりました。
相手が5ファール溜まると言うことはこちらが攻め続けて、トライし続けた結果です。
その結果が、残り2分で第2PKを2回、コウセイが2点決めて、試合終了。
試合終了と同時に選手は倒れこみ泣き崩れる。
それだけ勝ちたかったし、本気だった選手!勝たせてあげたかった。
結果は準々決勝敗退、ベスト8で大会は終了となりました。
しかし最後の最後まで選手たちは自分たちの力で考えて、勝つために全力を出し尽くしました。
今日の一試合は忘れられない大きな一試合、人生を変える一試合、になったと思います。