U-17横山杯選抜大会1日目

3518

MADRID YOUTH CUP開幕

??MADRID YOUTH CUP 予選リーグ第1試合

vs AD Alcorcon

1971創設

2009/10シーズンにスペイン2部リーグへ昇格。このシーズン行われた国王杯ではファーストレグでレアルマドリードを4-0で破り、ベスト16入りの快挙を達成。

育成にも定評があり各年代トップクラスのカテゴリーに所属している。
〈スターティングメンバー〉

GK松本

DF長谷川、平川、酒井、後藤田

MF正田、田部井、渡辺、豊島

FW板倉、郡司
SUB金木、清瀬、豊山、平田、古俣、伊藤、川本
結果:○2-0

得点者:後藤田(前橋育英)、清瀬(鹿島)
??戦評

強い日差しの中、午後12:30に大会初戦、60分ゲームがキックオフ。

開始10分は相手をビックリさせる程のハイプレッシャーで前からプレスという試合前の約束のもと、全員が共通意識で試合に入る。
序盤、攻撃陣は正田(八千代)や豊島(市立船橋)、板倉(慶應)中心に攻撃。大柄な相手に負けない板倉のキープ力、正田の組立てが光る。

守備ではキャプテン田部井(前橋育英)が身体を張って中盤を牽引。郡司(真岡)も前から必死に追いかけ献身的にプレー。
15分、板倉が相手を背負って振り向きざまにシュート。相手GKがセーブしコーナーキックを得るが、これはクリアされる。

18分、豊島が仕掛けペナ外フリーでシュート、僅かにゴール上へ外れる。
0-0で前半終了かと思われた30分、渡辺(桐光学園)のコーナーキックから後藤田(前橋育英)がヘディングでゴール!

1-0で前半を終える。
メンバーチェンジをし後半開始。

後半11分、平田(慶應)の左サイドからのシュートを相手GKがこぼしたところを清瀬(鹿島)が素早く詰めて追加点!2-0とする。
全員がチームの為に献身的に働き、安定した戦いを続け、試合はこのまま2-0で終了。

初戦を勝利で飾ることができた。
日本を出発する前に大平トレーニングコーチから言われていた非常に大事な初戦をものにした。

??MADRID YOUTH CUP 予選リーグ第2試合(60分ゲーム)
vs Continental FS

横山杯選抜同様、アメリカから海外遠征をしているチーム。

アメリカフィラデルフィアを拠点にするサッカーアカデミー。MLSに所属しているPHILADERPHIA UNIONの提携クラブでもある。
〈スターティングメンバー〉

GK 松本

DF 古俣、豊山、平川、後藤田

MF 平田、田部井、川本、豊島

FW 板倉、清瀬
SUB酒井、渡辺、郡司、長谷川、正田、金木、伊藤
結果:○1-0

得点者:清瀬(鹿島)
??戦評

試合前のミーティングで、1試合目に出来なかった部分である、「リスク管理」の精度をもっと上げる事を意識付けする。

19:30キックオフ。

第1試合同様、最初の10分は前からのプレスを徹底。平田(慶應)の仕掛けなどからチャンスをつくる。

前半8分、ペナルティーエリアすぐ外で得たFKを平田が直接狙うが、相手GKの良いセーブで惜しくも決まらず。

直後の9分、一瞬の隙を突かれDF裏に抜け出されるが、GK松本(前橋育英)がスーパーセーブ。チームを救う。

続く12分、平田が抜け出しGKと1vs1になるがシュートは僅かにゴール右へ。

守備では体格に勝る相手を豊山(八千代)、平川(市立船橋)が冷静に対応。

中々ゴールが奪えず、相手にもカウンターでチャンスを作られ嫌な雰囲気になりかけるが、前半終了直前の28分、待望のゴールが生まれる。左サイドを古俣(新潟西)らで崩し中へ出したボールを板倉(慶應)がトラップ、こぼれたボールをダイレクトで清瀬(鹿島)がシュート。これがゴール左へ決まり1-0とリードを奪う!清瀬は今大会2得点目。

前半は1-0リードで終了。
メンバーを変え後半開始。

後半は中々攻撃陣が噛み合わずチャンスを増やせない時間が続く。

そんな中でも田部井(前橋育英)の中盤でのボール奪取能力、後藤田(前橋育英)のサイドからのクロスが光る。

後半25分、ダイレクトパスの繋ぎから渡辺(桐光学園)が抜け出しシュートを打つが僅かにゴール左。

試合はこのまま終了。1-0で初戦に続き勝利を飾った。
明日はいよいよ予選リーグ最終戦。あのレアルマドリードのユースチームとの試合。

レアルは予選リーグで1試合引き分けている為、横山杯選抜は引き分け以上で予選リーグ1位突破が出来る好条件でレアルとの試合を迎える。

前の記事2016レアルマドリードファンデーションキャンプ:7日目
次の記事U-17横山杯選抜大会2日目