Hola!
スペイン遠征4日目です!
午前は昨日の試合の問題点を改善するトレーニングを行いました。
サッカーの頭の部分
守備のポジショニングや狙い
戦術的な部分でコーチングがいかに大事か
サッカーの試合中にボケーっとしている状況はなく、ボールを持っていても持っていなくても関わり続けなければいけない。
チームとして攻守に連動できるか。
トレーニングで意識できても試合で発揮出来なければ意味がない。
3位決定戦へ向けて準備は整った。
会場に到着すると自分たちでミーティングを行う姿も見られた。
この試合に勝つためにはどうするのか?
全員のベクトルが同じ方向を向いた。
あとはピッチで闘うだけだ!
Madrid youth cup 2018
3位決定戦
vs CD Madrid Seseña
試合開始から相手のフィジカルとパワーを前面に押し出すサッカーに対してプレッシャーを感じたのか焦ってミスをしてしまう場面が多く見られた。
時間が進むにつれ落ち着きを取り戻しテンポよく繋げるようになってきたが最後の部分でミスが生じゴールに繋がらない。
逆に相手には決定機が何度も訪れるがGKユイトのビッグセーブ、全員が身体を張った守備でゴールを割らせない。
ハーフタイムに修正しチャンスを演出するもののゴールを奪えないFITA東北選抜
この状況で先に均衡を破ったのは相手チームだった。
何度も相手のスピードとパワーがあるFWを止めていたDF陣が突破されゴールを決められる。
その後、お互いに多くのチャンスを迎えるがゴールを決められない。
FWテルがボールを受け反転しスピードに乗ったドリブルで仕掛ける。
相手もたまらず足をかけてしまいペナルティーエリア外の位置でFKを得る。
キッカーは前半悔しい思いをし交代したMFテンタロウ
ベンチから試合を観て冷静に考え、自分が何をするべきか理解し後半途中から再びピッチに戻った。
前半とは見違えるほど良いプレーを見せていた男が右足を振り抜く
蹴られたボールがキーパーを嘲笑うかのように曲がりながらゴールに決まり同点!!!
勢いに乗ったFITA東北選抜はその後も相手キーパーとの1対1などビッグチャンスを迎えるが勝ち越しゴールは奪えない。
ここまで辛抱強く全員で守ってきたが疲労からかミスが目立ち始める。
このレベルの相手はそこを見逃してはくれない。
ぎりぎりのところで耐えていたが最後は相手のパワーとスピードに持っていかれ1-3で試合終了
FITA東北選抜は大会を4位でフィニッシュ
お互いが持ち得る力を100%発揮した良い試合だった。
結果は負けだかスペインに来て1番闘い、声を出し、ピッチを走り回った。
どのプレーにも勝ちたい、絶対に勝つという強い気持ちが最も観られた試合だった。
だからこそ悔しい。本気で闘ったからこそ涙が溢れる。
ピッチ上で激しくぶつかり合っていた選手たちも試合が終わればサッカーを愛する仲間。そこに人種も言葉の壁もない。
ボールを蹴る喜びも楽しさ、難しさや悔しさも全てがわかり合う仲間同士。
「泣くなよ、良い試合だった。キミは良いプレーをしていたよ!だから顔を上げよう!下を向く必要はない。またサッカーしようぜ!」
昨日に引き続き悔しい思いをした。
どちらも100%で闘った。
悔しいけれどこれが今の現在地。
ここから先、どれだけ自分を高められるか。
行動すれば未来は変えられる。
未来を変えられる時間がみんなには十分にある。
試合後ホテルに戻ろうとした所
現在モラタラスのユースチームで監督をしている元FCバルセロナの守護神ビクトル・バルデスに遭遇。
しっかり写真を撮ってもらいました!
中にはサインをもらっていた子も!
スペインでの生活も明日がラスト
スタジアムツアーにマドリード観光、お土産
夜にはトレーニングマッチも!
しっかり寝て明日に備えよう!