Hola!
スペイン遠征3日目です!
午前はスペイン2部で首位を走るAD Alcorcón(アルコルコン)のトップチーム練習見学です!
フィジカル要素が入ったウォーミングアップでもボールを常に使っていたり
ポゼッション系のトレーニングや3対3のメニューでも常にトランジション(攻守の切替)の要素が入っています。
試合から逆算してメニューが組まれていると感じました!
目の前で繰り広げられる激しい攻防は見応えがありましたね!
日本とは異なるパススピードやゴール前でのクオリティの高さは今後に向けて良いイメージになったと思います!
そしてトレーニング終了後には、、、
サインや写真を撮ってもらいました!
ハードなトレーニング後にも関わらずありがとうございました!
さらに今回は特別に、、、
実際に公式戦が行われるアルコルコンのホームスタジアムに入れて頂きました!
ピッチのギリギリの所まで入る事ができ、子どもたちは大満足!
夜の一戦に向けて日本食でしっかり準備!
まさかスペインで鳥の照り焼き、みそ汁にお刺身が食べれるとは!
子どもたちは大喜び!
しっかりとエネルギーを蓄え夜の試合へ
決勝進出をかけた一戦へ
Madrid youth cup 2018
第2試合
vs Rayo Vallecano(ラージョ・バジェカーノ)
FCバルセロナやレアル・マドリードと肩を並べるスペイン強豪カンテラとの対戦
試合開始から相手にボールを握られる苦しい展開
奪いに行こうとしても簡単にマークを外されボールを繋がれる。
自分たちが日本でトレーニングしてきたオフ・ザ・ボールの動きをお手本のようにプレーするラージョの選手たち
ピッチに立つ11人が混乱し守備に綻びが出来る。
パス、ドリブル、トラップ、キック、、、
激しくプレッシャーを受ける状況下でもテクニックを発揮できていたのはラージョだった。
何より大きな差があると感じたのは
サッカー脳、戦術理解度の高さ
そして判断と決断の速さ
プレーしているのは子どもでも大人のような洗練されたサッカーをしていた。
結果は0-4
点差もついたがそれ以上に試合内容とプレーの質で大きな差を感じただろう
これが世界トップクラス
今回遠征に参加している選手は紛れもなく東北のトップクラス
その選手たちでも何も出来なかった。
これが世界。上には上がいる。
日本にいては経験することはできなかった。
海の向こうにはこんな化け物たちがたくさんいる。
全員がピッチに立ち、味わったこの悔しさを絶対に忘れないで欲しい。
この日、2018年11月21日にスペインで味わった悔しさを胸に刻み込んで欲しい。
その悔しさが必ずこれから力になる。
この経験はここにいる17人しか味わえない。
そして幸いにもまだ全員が小学生だ。
ここから彼らに追い付き、追い越すための時間は十分にある。
あとはやるか、やらないか。自分次第だ。
得失点差で惜しくも予選を2位で終え、明日は3位決定戦
スペインでこの悔しさを試合にぶつけられる。
立ち止まらずに前を向き、歩き続けよう。