カンタブリアカップ3日目

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午前中は、みんなで観光!

中世のような雰囲気で日本とは全く違う環境にみんな大興奮!

昼食後、サプライズバースデイ!

今回の遠征期間中に誕生日だったヒナト、ユウヒ、カイ!コーチに呼び出され説教されるという設定からスタート。

からの、後ろからみんなでハッピーバースデイ合唱!

半べそから笑顔に。

皆で祝いました!おめでとう!

※なぜかエイチがロウソクの火を消すという、、、サッカー以外でも主役にこだわる姿に一同唖然(笑)

そして、午後から決勝トーナメントがスタート!

その前に、今日試合がない5年生は紅白戦!

5年紅白戦

2-2

あいにく準決勝進出を逃した5年生は、夜の6年生の試合のメンバー入りをかけてガチの紅白戦。

宿では仲良くなりながらも、この試合はバチバチとした球際が見られ、日本にいる時からの変化が見られた。

結果、3名が夕方の6年生の試合にメンバーイン、夕方の試合のパフォーマンスに期待。

3年A vs ADM SANTILLANA(準決勝)

4-2 (ヒョウエイ2、ケイト1、ユヒ1)

立ち上がりから浮足立ち、スムーズに試合を運べず点を取っては取られの展開が続く。また、相手の勢いに押され、同点にされそうな雰囲気の中、終了間際にダメ押しをして、何とか勝利。決勝がやや不安。

3年B vs CD OCEJA(準決勝)

7-1 (エイチ5、ミコト1、ヒロト1)

完全なワンサイドゲーム。ボール支配で圧倒するものの、まだまだ得点が物足りない。正しい状況判断が出来る選手と出来ない選手の差が目立つ。

戦う気持ちは、全員が持っていて 球際では、相手を上回る強さを見せた。

6年 vs RACIN SANTANDER

0-3

昨日と同じ相手にリベンジをかけて臨んだ試合。

ボールを持つ事で自分達の基準で相手と勝負ができる、いかにボールを持つ時間が昨日よりも増やせるか。

そういった意味では、守備を頑張って失点が減ったというよりは、ボールを持つ、失わない時間が増えた分、相手の時間が減ったので、選手たちの中にはもっと上手くならないとという、ポジティブな感情が芽生えている。

4年 vs CD OCEJA(決勝)

予選で、0-3で負けた相手。立ち上がりから押し込まれる展開、その勢いで得点を許す。なかなか組み立てが出来ず試合を支配できない。後半、一度落ち着いて相手をしっかり観ながら崩していこうと、ピッチに入る。そして、同点弾が突き刺さる。相手の逆とるプレーを続け、流れから得点!

ここから一気に流れにのり、逆転に成功。

このまま優勝かと思われた後半ラスト1分。相手に同点弾を許す。

そのままPK戦に突入。

キッカーは、ハルト、ユウスケ、コウ。GKはカイ。

ハルト、ユウスケが決め、続いて相手のキッカー。この日当たっているカイが渾身のセービング。そして、最後にユウスケ。

落ち着いてGKの逆に流し込む。

4年優勝!!

3-3(PK3-2)(ハヤト、ロン、ユウスケ)

そして、最後、3年生直接対決!

A vs B(決勝)

試合開始からどちらもフルスロットル。絶対に負けたくない。闘志むき出しの闘いが始まる。最後の最後まで身体を投げ出しゴールを許さない。前半は2-1でBリードで折り返す。

後半、その差が徐々に開き、終わってみれば、5-1(エイチ3、ヒナト、リュウノスケ)でBが優勝。

結局、日本同士の決勝になってしまったが、さすが全国で選ばれた選手達だけあり、非常にハイレベルな試合となった。

そして、勝敗を分けたのは、チームの結束力。負けたAは、ネガティブワードが試合中通して聞かれた。対するBは、みんなで助け合い、ミスしても声をかけあい、みんなが一丸となっていた。サッカーがうまいだけでは勝てない。最後はそこの差がでたような試合だった。選手達は試合を通してそれを痛感したはず。

勝ったチームも負けたチームも大粒の涙を流した刺激ある試合となった。

試合後、スペイン人のみんなが慰めに。

「君たちもチャンピオンだ。上を向いて、胸を張りなさい。素晴らしい闘いだったよ。まさにフッボリスタだ。君達もチャンピオンだよ。」

そんな言葉をかけられ、さらにみんな号泣(笑)

まだまだ大会は続く。 明日は移動&マドリード観光。一度リフレッシュしてまた明後日からの試合に臨もう!!

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