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嬬恋プーケット遠征大会2日目(最終日)
7:00
朝食を取りホテルをチェックアウト。
予選リーグの6試合目と、最下位を免れれば順位決定戦が行われる会場へ。
1試合目まで時間のあるFITA嬬恋選抜、時間をかけながら身体を起こして試合に備えた。
予選リーグ「第6試合」vs PK FC
この試合に勝って良い形で順位決定戦に進みたいところ。相手の試合を何度か観戦する機会があったので、イメージトレーニングは多少できた。それでも上手く行かないのがサッカー。
序盤はこちらのペースで試合が進んでいたものの、どちらも探り合いが続いた。
カズマの強烈なミドルが枠を捉えるもキーパーのファインセーブに阻まれる。
7分、注意していた相手FW9番の個人技で先制点を許してしまった。
「リズムは悪くない、取り返そう!」
ショウが中盤の底から突破して強烈なシュートを打つが、ポストに跳ね返される。こぼれ球がコウタの目の前に、しかし、インサイド気味で蹴ったボールはバーを超え、絶好のチャンスを逃した。
徐々にチーム全体のリズムが悪くなり、GKカイトとユウトの最終ラインでミスが生まれ失点。
FITA TSUMAGOI JAPAN
vs
PK FC
合計: 0-3
予選リーグ7チーム中5位で終了し、順位決定戦の相手は皮肉にもFITA DREAM JAPANとなった。
PHUKET INTERNATIONAL CUP
「5位決定戦」vs FITA DREAM 選抜
これまで二戦二分けの相手。
年齢は一個下。
負ければ、日本までの長い帰路、年下に頭が上がらなくなる。
それがスポーツの世界。
それでも負けられるかどうか、プライドがあるのかどうか、自分の胸に聞いてみよう。
最後の試合になり、目つきが変わった選手達。そして、6試合戦いチーム戦術が整ったTSUMAGOI。
3分、FWのシュウスケがミツキからのフィードで裏に抜け出て技有りのループ。早い時間に試合を動かした。
右サイドで、カツヒデのパスを受け体格を生かした個人技で突破するカズマが抜け出て強烈なミドル。
さらにFWに入ったカツヒデが、カズマからのパスで抜け出て、こちらも強烈なシュートが入り勝負あり。
FITA TSUMAGOI JAPAN
vs
FITA DREAM JAPAN
合計: 3-0
年上の面目を守った。
ビーフバーガー&ポテト休憩後の閉会式。
お寺
フライトまで時間があったので、
折角のプーケット島、海だろ。
SURIN BEACH
最後の晩餐
今回の遠征で肌で感じた常夏の暑さ、
食事や環境、
海外の選手の気迫、
したたかさ、
ゴールへの執念、
アジアのサッカー、
全てが貴重な体験。
今後の自分の人間力を高めるためのヒントが沢山落ちていたはずだ。
人間力が上がれば、サッカー脳も上がる、選手としての能力も上がる。
貴重な体験を脳裏に刻み、地元の仲間や身内に伝達しよう。
「身に付けて、周りに伝えて初めて骨になる」
そして、短い期間だったけれども仲間が出来た。
絆が生まれた。
さあ、小旅行の始まり。
皆で楽しく日本へ帰ろう。
選手の皆さん、4日間、お疲れ様でした。
※親御様各位
タイ航空 TG687便
1月29日 A.M. 6:55分(日本現地時間)
東京羽田国際ターミナル着予定です。
早朝ですので、余裕を持ってのお迎え、よろしくお願い致します。