FITA U-11 エリートプログラム -タイ遠征- 8/17〜8/19(緊急帰国)

3394

平和の象徴とも言える国、日本。

海外では、我々日本人からしてみれば想定外、信じられないような事件や事故が

頻繁に起きています。

 

少年サッカー優秀選手達を引き連れて向かったバンコク、

搭乗機が着陸する2時間ほど前にバンコクの中心街で

爆破テロが起きました。

到着したスワンナプーム空港は深夜、

静けさと緊迫したムードが我々団体を迎え入れました。

 

弊社が下した判断は、一刻も早く少年達を日本へ帰国させる事。

 

日本側スタッフ、タイ現地スタッフ、24時間体制での迅速な対応の末、

FITAエリートプログラム選手団体、翌日早朝の便でバンコクをあとにしました。

 

 

成田出発から帰国前までの写真を纏めてみました。

 

ご覧ください。

 

まずは成田チェックイン後

ここで親とはBye Bye.

IMG_1913

 

搭乗直前!

IMG_1917

IMG_1920

 

早速ゲーム!?英語表記で良い経験?!

IMG_1922

RELAX , FUN , タイ航空 ♪

カレーは大人向けだったかな ?(笑)

IMG_1924

IMG_1925

 

バンコク到着!

ってなんだこの写真…

IMG_1927

現地スタッフ真野さんの報告を受けた後、市内へ移動中のバス車内。

旅の疲れ、スケジュール変更など、やるせない状況にも関わらず、

選手達のこの雰囲気。

優秀選手達には関係ない?!

とは いえ、ちょっとお疲れな顔もチラホラ(-_-)

IMG_1929

ホテル到着。とりあえず休もう。

IMG_1931

 

 

GOOD MORNING with a Beautiful weather.

晴天が選手達を迎え入れました。

IMG_1935

IMG_1932

行動範囲は最小限に。

徒歩10秒のコンビニ、終日大繁盛!

IMG_1933

ランチは真野さんが手配してくれたカツ丼。

大盛り!

旨い!

IMG_1945

午後はそれぞれ、部屋で遊んだり、コンビニへの往復を何度もする選手など、

さまざま。

皆でボール蹴りたかったよな〜

 

現地スタッフ真野くんの気遣いで、実際、優勝チームのために用意されていた

メダルを贈呈 ♪

 

優勝カップは次回、勝ち取ろう。

 

U-11 , U-12 , 皆でパシャリ。

IMG_1951

IMG_1952

夕方、ホテル前でワイワイ。

IMG_1953

IMG_1956

あまりビビっていてもしょうがない!

遠出だ!

200メートルほど先にある料理屋へ…

IMG_1960

隣は大通りで、排気ガスはスゴイし、どこからともなく、焚き火の煙か?

と思うような濃い煙が店の中を充満するし…

店のオッチャンは容赦なくタイ語で話しかけてくるし、

食事中も忙しい忙しい!

さすがバンコク、エネルギッシュ!

IMG_1963

 

早寝早起き、ロビーに4:45分集合!

残念だけど帰ろう。

IMG_1967

真野さんから最後に一言。

「君たちのサッカー人生は始まったばかり、

また来てください。」

IMG_1969

とりあえず帰ろう! Next time THAILAND.

IMG_1971

 

私事ですが、今回の件、個人的にも大きな経験になりました。

優秀選手達の近い将来、海外サッカー遠征の旅はいずれ訪れるはずです。

しかし、

たまたま巻き込まれた情勢的な問題での「緊急帰国」、そう滅多に経験できません。

 

ホテルの周りはノンビリとしていて、仲間と戯れ、少し言語の違いがある何時もの

コンビニ。

本人達にとっての「タイ滞在」、何事もなかったような時間に思えるでしょう。

しかし、

彼らが高校生や社会人になった頃、「サッカー海外遠征」と

「爆破テロによる緊急帰国」、おおよそ、後者が大半の人の耳を惹きつける経験談に

なると気づく日が来るかもしれません、

もしくは、この遠征で既に、気づいたのかもしれませんね。

 

当たり前の平和がいかに、ありがたい事だという事を…

 

家族の皆さん、そして選手の皆さん、お疲れさまでした。

次は皆でボールを蹴りましょう。

 

FITA ?タイ遠征 ?U-11 ?担当

松下イゴール

前の記事2015レアルマドリードキャンプ【5日目】
次の記事チェルシーキャンプ