予選5試合目vs APSS B(香港)
昨日の勢いそのままに、立ち上がりからフルスロットル。皆が集中し、相手に圧力をかけていく。そして5分、アキの前からの激しいチェイシングで相手が横パスで逃げ、そこもさらにアンジが猛プレス。相手のミスを誘発、ボールをかっさらったアンジからアキへ。
そのままゴール。
練習通りの前からの連動した守備からのショートカウンター。
素晴らしい!
その後、試合は拮抗し、なかなか点の入らない嫌な展開に。案の定、、相手のミドルシュートが炸裂。失点してしまう。
このまま引き分けで終わると思われたラスト1分。DFのリュウキ、カイシの激しい守備と粘りから前線のカイトへ。さらに相手を引きつけて、サイドでフリーになったショウマが中にカットイン。ここというタイミングでショウマへ。
正確なコントロールからGKの逆ネット流し込む。
逆転勝利!
結果:2-1○(アキ、ショウマ)
予選6試合目vs BSS2004FC(タイ)
今大会1番の優勝候補。
相手の強力スリートップに体格に優れるDF2枚。ここをどう攻略するか。
立ち上がりから相手の圧力に押され、こちらも後て後てのプレーが続く。そんななか立て続けに失点。終わってみれば4失点。
予選で良かったの一言。。
ただ、チャンスはあった。失点をゼロに抑えれば勝てる相手。
みなで練り直して、リベンジを狙う。
結果:0-4●
この結果、Aグループ2位で予選通過。
そして、決勝トーナメント準々決勝。
対戦相手は、Bグループ3位 vs APSS A(香港)
絶対に負けられない闘い。
開始早々からお互いバチバチやり合う。
自然と自分達で声をかけ合い、ポジショニング、戦術も徹底し、自分達で状況判断しながらプレーができるようになった。
試合をする度に成長していく選手達は、本当に素晴らしく微笑ましかった。
後ろは、GKのレオとカイが数々のファインセーブとコーチングでチームを盛り上げ、DFラインのリュウキとカイシは、出場機会も1番多い中、タフさと本当に身体を張ったプレーでチームを何度も救い、圧倒的な安定感をもたらした。
中盤のショウマ、イブキ、アキ、オオセ、キリト、リュウトは、攻守に渡り死に物狂いで走り、みんながチームのアクセント、起点になるプレーを披露した。特に、キャプテンのアキのこの大会で身についた球際の激しさでボールを奪い取るプレーは、チームを鼓舞し、盛り上がるきっかけを与え続けた。
そして、FWのカイト、アンジは、前からの献身的な守備でチームを何度も助け、ここぞというときに点も取ってくれ、まさにエースの活躍。
一人一人が本当に良く頑張り、これからに繋がるだろうプレーが垣間見れた。
しかし、サッカーはそんなに甘くはない。
準々決勝敗退、、、
数々のチャンスを決めきれず、相手のミドルシュートに崩れる。
結果:0-1●
ベスト8で今大会を終える。
試合後は、みな放心状態。悔しくて泣き、俯く選手達。
必ず優勝して帰ろうと望んだ今大会。なんとしてでも結果を出したかった、、
ただ、結果ではなく、彼らの過程を賞賛したい。とても素晴らしい闘いができた。
そして、彼らのサッカー人生はこれから。
これからまた、嬉しい思い、悔しい思いはたくさんやってくる。
だけれども、このタイの地で味わったパッションをどうか忘れないでほしい。
成長のきっかけにしてもらいたい。
さあ、終わったものはしょうがない。気持ちを切り替えて、空き時間も増えたし、、、w
ショッピングして最後までタイを満喫しよう!
続く。(帰国編またアップします)