さあ、いよいよ大会当日!!
1試合目を勝つか負けるかで次が大きく変わってくる大事な一戦。
[第1試合目]
vs 1.FC ハイデンハイム(ドイツ)
2-0(マサキ、オオゾラ)
絶対に負けない気持ち、球際をベースにみんなが集中して失点ゼロの素晴らしい試合ができた。ずっと言い続けていた部分をみんなが発揮してくれました。
しかし、攻撃は非常にマズイ、、やっていたことが全く出せず、、この会場の雰囲気に押され緊張がモロに出た形になった。
修正して次に!
でも勝ち切ったことは非常に素晴らしい!
[第2試合目]
vs 1.FC マインツ 05(ドイツ)
1-4(マサキ)
相手はあのマインツ。乗っけから会場雰囲気と相手の圧力に呑まれ、、チームとしてやろうとしていたことが全く出来ず、メンバーを変えながら修正を図るも、上手くやれずそのまま試合終了。
凹む時間もない。切り替えて短い時間の中で修正して次へ。
[第3試合目]
vs FC ザンクト・ガレン(スイス)
2-5(ヤマト、タカトウ)
内容が格段に良くなっただけあって、この敗戦は非常に痛い、、、。
次は強豪だか、切り替えてやるしかない。悔いのないように。
[第4試合目]
vs オーストリア ウィーン(オーストリア)
勝てばワイルドカードで決勝トーナメントに上がれるかもしれない大事な一戦。
相手GKが攻め上がり数的優位を作ってくるのは想定内。その中で上手くボカしながら守備を固めカウンターの準備を。狙い通りの形で先制点を決める。
しかし、一瞬の綻びを突かれ同点にされる。そこから、徐々に自力の差を見せつけられる。終わってみれば1-4での敗戦。
悔しいがこれが現時点での実力。
ラスト1試合。勝って終わろう。
[第5試合目]
TSV ブラウシュタイン
最後は楽しもう。悔いのないよう暴れてきてくれ。
ラスト10分。1分1分噛み締めながら、やってきたことを出そう!
それができた最後の試合、勝利!
2-0(マサキ、タカトウ)
そしてこれにて、予選敗退で大会を終了。
昨年は1勝もできなかった中で、2勝できたことはひとつ進歩。
しかし、強豪に勝てなかったことは、受け入れるしかない。あれだけ準備してきても思うようなプレーができない。
それは単純明快。まだまだサッカーレベルが低いということ。それは認めなければならない。これが今のレベル。
止めて蹴るの部分はもちろん、サッカーインテリジェンスがまだまだ足りない。プレッシャーがかかったり、オーディエンスがたくさんある緊張感の中では、思考回路が停止してしまい何もできない状態が多く見受けられた。
これはやはり、普段の積み重ねでしかない。どのようなトレーニングをしているか、指導者がどのようなアドバイス、コーチングをしてくれているか、インテンシティの高い試合を普段から積んでいるか、それらの中で選手自身がどのような意識を持って日々取り組んでいるか。選手だけの問題でもないが、その積み重ねがあれば、どんな状況下でも素晴らしいプレーはできる。
しかし、この3日間、試合を通す中で成長もたくさん見られた。可能性を感じさせるプレーをたくさん見せてくれた。バイエルンミュンヘンのスカウトからあの子は誰だと名前の問い合わせもあった。
そして、今回やった強豪クラブとむちゃくちゃ差があるかといったら、そうでもない。
まだまだ12歳。これからいくらでも成長して挽回できる。
この悔しさ、刺激を感じとって、次のステップにできる選手は必ず成長する。
優勝アインクラフト・フランクフルト(ドイツ)
準優勝シュツットガルト(ドイツ)
3位FC ザンクト・ガレン(スイス)
4位グラスホッパー(スイス)
※3位、4位とは対戦済み、、上手くやれたら勝てた相手。頑張ればこの辺までこれたやん、、、。
大会終了後、今回の大会オーガナイザーと別れの挨拶「ダンケシェン!!」
それではフランクフルトへ!