昨日は、宿舎到着後、みな爆睡、、、
時差ボケですこし早く起きる選手もちらほらいましたが、朝食をしっかり食べ、みな万全の体調で午前トレーニングがスタート。
ブンデスやセリエAの試合で見たことあるような霧に覆われたピッチでのトレーニングで、朝からヨーロッパを体感!
1.5時間のトレーニングでセットプレーも確認。
そして、一度宿舎で昼食を摂り、1時間程しばしのお昼寝タイム。しっかり休息をとり、大事な試合に備えました。
さあ、午後は、待ちに待ったハンブルガーSVとのトレーニングマッチ!
と、その前に、明日の大会の決勝リーグ進出をかけた町クラブの予選が行われているので、観に行きました。
決勝リーグ進出をかけ、必死の形相で闘っていました。
僕らは、予選免除でブンデスの下部アカデミーと同じく決勝リーグからの参加。それに見合った内容の試合をしなければならない。そして、日本の代表としての参加。
誇りと覚悟と責任を持って闘わなければならない。
そのためにまずはこれからのトレーニングマッチ!
vs ハンブルガーSV
結論からいうと、惨敗、、、
1本目6-2
2本目4-1
3本目4-2
テクニック、スピード、フィジカル、球際、判断、決定力、そして、気持ち。全て相手が一つ二つ上。
圧倒的な力の差。個人戦術の差。日本とドイツの差。を痛感
しかし、これで明日は勝てないか。というと、そうではない。
惨敗なりにも収穫はたくさん。チャンスも何度もつくり、得点もでき、戦術も少しずつだけどやっと浸透してきて、そして、何よりもこの試合は課題(膿)を出せる練習試合で選手にスイッチ(闘争心)を入れることができる試合だったということ。
宿舎へ戻り、食事後にミーティング。
今日の試合で1番欠けてたものはなんだったのか。本当に優勝したいという気持ちがあるのか。胸を張って日本に帰れるのか。そもそも覚悟があるのか。
ではその中で、具体的に試合を分析して、プレーをどう改善したらいいのか。
たくさん話し合いました。
最後に、1番大事な準備であり、1番欠けていたものを取り戻すことができる準備ができました。
「気持ちには引力がある」
終了の笛が鳴るまでは、どちらが勝つかはわからない。気持ち一つでどちらにも転ぶ。
最高の準備が出来ました。
後はやるだけ。誇りと覚悟と責任をもって。