スペイン遠征最終戦は世界最強のインテル・モビスターです。
ここまで2敗の日本は何とか勝って帰りたいところ。
現地時間20:00にキックオフです。
先にシュートを放ったのは日本。
ゴレイロ山田からのスローイングを木村がヘディングで合わせるも
バーの上に外れる。
日本チームの生命線とも言える前プレを早い段階から仕掛けていく。
しかし、インテルも組織的なプレーで対抗してくる。
10分経過するも0−0。
しかし、前半16分に木村がゴールを決める。
さらに17分にまたも木村がゴレイロをあざ笑うループシュートで追加点。
今大会で攻守に活躍していた濱田がミドルーシュートを突き刺し3点目!
強豪インテルを相手に3−0で前半を終えます。
ただ、この時点で足が攣りかけたり、疲労困憊の選手も出てきました。
ハーフタイムではアンドレウ監督から相手がパワープレーで来たときの
対応策など細かく指示を出しました。後半のキックオフです。
後半開始3分でいきなりの失点。嫌な流れとなっていきます。
5分にもカウンターから失点。
まだリードはしているものの精神的に選手達は追い込まれていきます。
そして、後半15分に同点ゴールを許してしまいます。
体力的に限界は来ているが、気持ちで何とか走り続けている状況です。
ここから日本は濱田をゴレイロに入れてパワープレーの準備をします。
残り10秒混戦からゴール前…
チームを引っ張ってきた石井の前にボールがこぼる。
押し込めば勝ち越し、そして勝利..
しかし…
足を攣っていた彼には何とか当てるのが精一杯でした。
残念ながら、ゴールバーの上に外れ、タイムアップのブザーがなりました。
歴史的勝利とはなりませんでしたが、引き分けでも素晴らしい結果です。
優勝はインテル・モビスターでした。
【試合結果】
JAPAN 3−3(前半3−0) INTER MOVISTAR
得点者:木村2、濱田
結果は4位。
1点差に泣いた試合ばかりでしたが、この1点が世界との差でした。
今回の遠征が今後の彼らの成長にきっと繋がることでしょう!