8月にひたちなかでJr.FESTAという小学生の大きな大会があり、6年生約400人の中から優秀選手約30名を選出しました。(5年生も数名)
彼らにはこれから、エリートプログラムが実施されます。強化練習・試合を数回行ない、来春シンガポール遠征を行います。
そして、このプログラムの監督はゼムノビッチ氏です。日本では清水エスパルスで指揮を執り、Jリーグや天皇杯で優勝するなど数々の実績を残し、現在は千葉県サッカー協会のテクニカルアドバイザーを務めるなど、約10年間日本サッカーに携わり世界と日本を知り尽くす唯一の指導者です。セルビア時代はあのオシム氏と同じクラブでコーチをしておいり、現在も深い親交があります。
そして今回はその第1回目のトレーニングが柏で行われました。
今回はみんなの基礎の確認とゲーム形式のトレーニングを行いました。
ゲームでは、コーチ陣はポジションのバランスを守ること。ということ以外は特に何も言わず、選手の自由に、自分の特徴を存分に出すようにやらせました。
ゼムノビッチ氏が
「子供達に自由にやらせてあげることも時には重要だ。日本の指導者はコーチングをし過ぎてしまうことが多い。そうすると、子供達の可能性を抑制してしまう恐れがある。そして怒ってはいけない。怒ることと指導することは全く違うこと。我々は彼らの可能性を引き出し、伸ばしてあげることが仕事だ。もっと自由な発送、アグレッシブな行動をさせてあげなければならない。主役は彼らなのだから。」
深いですね。日本のサッカーとヨーロッパのサッカーを分かっているからこそだと思います。
選手たちも普段やらないメンバーでレベルも高いので刺激的だったようです。
さあ、次回は横浜F・マリノスとトレーニングマッチです!頑張ろう!!