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朝食後、ダルムシュタットトップチームのトレーニングを見学に。
ダルムシュタットのスタジアムに隣接する練習施設。サポーター用のバーが必ず用意されているドイツのサッカー環境。
選手達が続々現れ始めた。
現地メディアも同じタイミングで慌ただしく動きだす。
元ドイツ代表のスター、現ダルムシュタット監督「フリンクス」(左)とコーチ陣との貴重なショット。
昨日の試合に出場した選手。本日はリカバリーのみ。
メディア対応に忙しいマリオ選手。
トルステン・フリンクス(wikipedia)
11:30
練習施設を後にしランチ。
ダルムシュタット駅前、ソーセージを扱うレストランに入店。
部屋に戻る前に必ず寄るスーパー。
バカンスや休日のために生きる欧米人。
日曜日の午後、ドイツの街はほぼゴーストタウン。
開店している数少ないスーパーはお客さんでごった返しだ。
そして「お客様=神様」という文化はない。
日曜日に働いている店員は少し不機嫌?
「コーチ、あのレジの店員、品物の扱いメチャ悪いですよ!」
日本の店員と比べると、明らかに冷たい。
それが普通。
客と店員の間に優位性は無い。
それも勉強。
「先輩後輩、上下関係の薄いヨーロッパ」
我の強さ、自己表現が必要とされるプロサッカー選手やワールドクラスのアスリートを大量に育て上げるキーポイントかもしれない。
部屋で小休止の後は…
1週間、最高の環境でしかプレイしてなかったから、初心に戻らないと…
イブラヒモビッチ、アザール、スアレス、ジダン、etc… 偉大な選手は皆、細かいルールや制限の無いストリートサッカーで技を磨いてきた。
ホテルでの最後の晩餐は、好評だったカルボナーラとピザマルゲリータ。
ドイツのピッチでプレイできるのも、試合観戦するのも、日本人の中では少数派。神様に選ばれた者のみ。渡航したくても実現できない選手の方が圧倒的に多いのが現実。
経験した事を持ち帰り、地元の仲間達の前で表現してください、伝えてあげてください。
さあ、故郷までの長旅が待っている。
家に着いて、親が安心するまでがキャンプ。
最後まで集中して帰ろう。