7月28日、サヴァン・ユナイテッド戦。この試合で5-1で大勝したラオトヨタFCは2年連続でのリーグ優勝を一試合残して決定した。
今シーズンは4人の選手と監督が日本人という体制で戦ったラオトヨタFC。キャプテンはラオスで5シーズン目を迎えた本間和生。過去2度のリーグ優勝。3度の得点王、ラオス通算120ゴールを決めたチームの大黒柱だ。
今シーズンも本間は得点という形でチームを力強く牽引した。今季リーグ戦でここまで19ゴール、得点ランキング2位の選手を大きく引き離しての得点ランキング単独首位だ。
「今シーズンは拮抗した試合が多く、難しい試合ばかりでした。でもその中でもチームが一つにまとまり、チームとして1つ成長できたと思えるシーズンでした。」
大谷壮馬にとっては今シーズンは初のラオスでのシーズンとなった。タイリーグ3のクルントンブリFCで昨シーズンプレーしていた大谷は、強い気持ちを持って今シーズンに臨んでいた。
「このチームに入ってからリーグ優勝がノルマだと言うことは分かっていました。外国人枠もあり、試合に出られない選手もいる。そういった中で、試合に出続け、優勝できたことは素直に嬉しいです。まだ実感はわかないのですが、ホッとした思いが強いですね。」
リーグ優勝を果たしたラオトヨタFCには2019シーズンのAFCカップ出場権が与えられる。アジアを舞台にした二人の活躍にこれからも目が離せない。