皆さん、お久しぶりです。
イタリアサッカー留学コーディネーターの林です。
今日は17歳でイタリアに2週間トライアウトで渡航。
そして、18歳でイタリアセリエA2のグロッセートと契約&デビューし、2017年から今日までセリエA2のクラブを渡り歩く生駒選手にフォーカス。
素晴らしいものを持っていましたが、当時は幼い感じでした。
トライアルの結果にて、グロッセートと契約したものの中々思うようなパフォーマンスが出せない日が続いてました。その理由はフットサルの違い、フィジカル、言葉、食習慣等だったと考えられます。
一年目はまず慣れる事ができれば、それだけで十分。
1年目の終わりには“やれる!続けたい!”という意思を表し、2年目は出場機会を増やすために、移籍先を探しました。
そして、見事にオーストリア国境にある同リーグのメラーノへ移籍することができました。
中部の海沿いから、最北端へ移り、寒さは増したもののホテル暮らしで生活環境は向上。チームからの期待もヒシヒシと感じるようになりました。
しかし、プレーは悪くはないものの監督が求めているものとは異なるもので、プレヤーとしては非常に苦しい1年となりました。監督との距離感じることもあったと思われます。
そして、チームは降格。絶対的なポジションと給与のアップ条件で契約更新をクラブ側から迫られるが、セリエA2にこだわり、クラブを去ることを決断。シーズン終了後は移籍先を探す日々。
イタリア最南端シチリア島のレガルブートと契約。初のスペイン人監督と出逢う。南のチームは非常にフィジカルが強く、荒い戦い方をするため、2年前に比べて、身体もできてきているが、3年目も中々思うようなパフォーマンスが保てず、納得いかない個人成績であった。
レガルブート(セリエA2)
そして、レガルブートからの退団後は日本へ完全帰国を考えていたが、生駒選手の父親の厚いサポートと信頼により、生駒選手はイタリアに残ることを決意。今年こそは最後のチャンスと自分にいい訊かせて、セリエA2に舞い戻った古巣メラーノに戻ることになりました。
セリエA2、4シーズン目の初戦では、MVPに値する活躍。もう、一人前の選手に育ちました。
2年前あまり信頼をしてくれなかった監督も今では絶大の信頼を生駒選手にするようになりました。
花を咲かせるには只単に時間が必要であったのではないでしょうか?しかし、そこに居続けること自体が難しいことで、難しい道を選んだものだけが、成功を勝ち取れると僕は思う。
継続して、戦い続ける生駒選手を参考にして、皆さんもトライしてみてはいかがでしょうか!