【総括】2017シーズン・前期トライアウト

6664

 

 

 

 

 

 

 

いつもユーロプラスアジア(以下、EPA)NEWSをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
EPA担当の真野浩一です。

今回は私から2017シーズン・前期のタイを中心としたアジア各国へチャレンジしたトライアウトの総括を書かせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のトライアウトは2016年11月29日からスタートし、

プロキャリアなしの10選手とアジアや欧州等でプロキャリアのある28選手、

そして、コーチ2名、監督1名の合計41名と共にチャレンジ致しました。

※上記数字には2016シーズンからの契約更新の4選手も含まれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

EPAとしては、私以外には、

Mink、Ake、Tachiという日本語も話せる3人のタイ人スタッフ、そして、

今シーズンから選手兼アシスタントコーディネーターとして加入した佐藤佳成、

ユーロプラスインターナショナル本社のアジア担当である渋澤大介も含め、

総勢6名にてチームEPAとして動いておりました。
※上記メンバー以外の本社、また、ヨーロッパ支社のメンバーとも常時連携をとっております。

 

 

 

 

 

 

 

41名の選手、コーチ、監督とEPAスタッフ6名が力を合わせ、タイの移籍ウインドが閉まる2月22日の最後まで、

一つでも多くの契約獲得を目指し、挑み続けました。

 

その結果、

 

▼タイリーグ1 2名

片野寛理(スコータイFC)、山崎健太(ウボンUMT)
▼タイリーグ2 1名
小澤竜己(ランパーンFC)

▼タイリーグ3 12名
野田良太、甲斐友基、菅澤孝也、和田翔太、圓乗健介、中村敦監督(シンブリ-バングラジュFC)、

大谷壮馬(クルントンブリFC)、山田樹(カスタムズ)、井上哲郎(ナコンシータマラートUNITY)、
尾崎秀人(カラシンFC)、小林大介、小川雄太(スラタニーFC)

▼タイリーグ4 5名

佐藤佳成、青島隆晃(ノンタブリーFC)、遠藤史悠(パッタルンFC)、日高裕貴(パッタニーFC)、

渡部大河(スラタニーシティー)

▼カンボジアリーグ 4名
水野輝(ボンケットアンコールFC)、藤原賢土(ナーガワールドC)、深澤仁博(カンボジアタイガー)

柳館卓(ウエスタンプノンペン)

▼ラオプレミアリーグ 1名

本間和生(ラオトヨタ)

▼シンガポール2部 1名
立花和幸(GFAスポーティング)

 

以上、選手25名、監督1名がアジア各国のリーグにて契約する事が出来ました。

 

契約を獲得出来た理由は一つではないですが、上手い下手ではないプロサッカーに必要とされる能力を持ち、

最後まで諦めずに積極的なチャレンジを続けていたということは間違いありません。
また、期間内に契約が出来なかった選手としては、

選手1名が弊社サポートにより北アジアのチームと契約予定(準備中)、

選手1名とコーチ1名は前所属チームに復帰、

コーチ1名は弊社サポート外のチームからオファーをもらい契約、
選手11名が日本に帰国、または、後期に向けて準備中となります。

 

EPAスタッフ陣としても「全員契約」また「ステップアップ」の実現を目指し、

トライアウト期間中のみならず、シーズン中も含め、

常にスタッフ間コミュニケーションや各チーム、リーグ関係者とも積極的に連絡をとっています。
しかし、アセアン枠の導入、予算削減の為積極的に外国人を補強しないというチームやリーグ側の要因、

また、外国人枠やアジア枠を競うライバルが現役や元各国の代表選手やヨーロッパのトップクラブでの経験があったりとレベルが少しづつ上がってきているという選手側の要因もあり、数シーズン前と比較をしても、今まで以上に簡単には契約を獲得できない状況となっております。

 

 

 

 

 

 

 

 

とは言え、私たちはこの厳しくなってきている各国のトライアウト事情ではありますが、

アジア各国のサッカーリーグに日本人選手がチャレンジできる環境があるのであれば、

これからもEPAスタッフ一同、選手と共にチャレンジを続けていくことを約束致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの選手に目標を聞くと、「ACLに出場したい」「Jリーグでプレーをしたい」と輝いた眼で話をしてくれます。

 

過去に片野寛理(2017シーズン、スコータイFC)と大久保剛志(2015シーズン、バンコクグラス)の2名がEPA選手としてACLプレーオフへ出場しました。また、堀田秀平(2017シーズン、J2愛媛FC)がタイを経由して現在もJ2の舞台でチャレンジをしています。

 

私たちの目標は、プレーオフではなくACL本戦へ出場する選手とJ2やJ3ではなくJ1の舞台で活躍する選手を輩出することです。まずは私たちが高い志を持ち、最後まで諦めずにチャレンジ致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回のトライアウトは対象リーグにより多少時期はずれますが、

5月中旬または下旬から、2017シーズン・後期に向けたトライアウトがスタート致します。

また、11月下旬から2018シーズン・前期に向けたトライアウトもスタート致します。

 

少しでもアジア各国のサッカーリーグへチャレンジをしてみたいと考えている選手は、

EPAのWEBサイトにある「資料請求」の項目からお問い合わせください。

 

共に、「ACL本戦出場」また「Jリーグの舞台」をアジア各国のリーグを経由して目指しましょう。

前の記事フォルツァ選抜第2回トレーニング
次の記事佐藤佳成がT4のNonthaburi FCと契約