Buongiorno! ボンジョルノ!
イタリア遠征3日目・大会初日を迎えました。
時差にも慣れてきた選手たちは、朝からうるさすぎて怒られるという幸先の悪いスタートでしたが、コーチ達からの言葉は届いたでしょうか? 自分達でいい環境を作っていこう。
ということでついにローマインターナショナルカップ2023へ向かいます!
会場へついて受付を済ませて〜、とそうしている間に選手同士の国際交流が始まっていました。イタリアを始めヨーロッパの選手たちはフレンドリーな選手がたくさん。便利な世の中で、携帯の翻訳などを使いこなして、仲良くなっていました。なかには日本の選手たちのほとんどの名前を覚えてくれた選手も!
会場のどこでも、たくさんの人が声を掛けてくれます。開会式の入場を待っている間も、どこからか人が集まってくる、そんな和の中心に彼らはいました。
そして開会式
各チームが順番にプラカードと国旗を持って入場します。グランドを1周してメインスタンドで応援してくれるたくさんの人の前を通り、整列します。グランドは昨日トレーニングをした知っている場所。でも昨日とは全く異なる空間となっていました。各国の国家なども流れて、盛り上がりのなかで開会式が終わり、いざ試合へ!
初戦の相手は、centro sport
初めての国際大会。言葉も分からないアウェーの地。一回り大きい相手に対して、完全に怯んでしまった選手たち。勢いよくプレッシャーをかけられ、緊張からか思うように体が動かない。焦って視野の狭い状態では良いプレーができない。取り返そうとさらに焦る。そんなこんなで失点を重ね、前半で7失点。
しかしハーフタイムに入り、みんなで再度状況を確認。選手たちも落ち着きを取り戻し、後半へ。
うってかわって後半は自分たちのプレーを見せてくれました。きちんとボールを回し、ストロングポイントで勝負。連動したプレスで相手もうまく繋がらずイライラ。相手のスーパーシュートで後半も先制されるも、すぐにタケヒロのゴールで同点に。ここから盛り返したいところでしたが、ポストにクロスバーにファインセーブと決められない展開が続きました。終了間際に前がかりになったところでカウンターをくらい、1-9で終了。
コーチから話さなくても自分達で理解していました。何が起きていたのか、なぜそうなったのか、どうしなくてはいけなかったのか。自分たちのサッカーは間違いなく通用した、あとは勝利という結果を掴むために、しっかり切り替えて、明日のリベンジを誓い、ゆっくり休みます。