弊社サポートの松井熙選手がポーランド1部のヤギエロニア・ビャウィストクと契約!
※クラブ公式リリースはこちら
松井選手は北海道/旭川実業高校サッカー部出身の23歳。
大学在学中に海外でのプレーを目指しチャレンジ。
2019年6月にオーストリア3部のSCシュバーツで海外のキャリアをスタートさせた。
同年7月には、公式戦デビューを経験し、第2節では早くも初ゴールを記録。
19-20シーズン前期で4ゴール2アシスト、チームも2位と順風満帆なスタートを切った。
新型コロナウイルスの影響による予想外の連続
好調を維持し、後期開幕に向けて準備をしていた矢先、世界中で新型コロナウイルスが大流行。
オーストリアでも外出禁止など規制が行われ、好位置につけていたリーグ戦は再開することなくシーズンの幕は降ろされた。
新型コロナウイルスの影響もあり、チームは外国人選手の放出を決定。結果を残していた松井選手も例外ではなかった。
東欧モンテネグロへの挑戦
2020年8月モンテネグロ1部のFKルダルへと移籍。
登録の関係で、開幕戦には間に合わなかったが第2節から出場。
10ヶ月ぶりの公式戦出場ながら、勝利に貢献しベスト11にも選出された。
コロナ禍でも常に前を向き、準備し続けたからこその結果だった。
最終節でまさかの大怪我も「自分を見つめ直せる機会に」
モンテネグロの地で着実に試合出場時間を伸ばしていた松井選手だが、リーグ最終節で前十字靭帯断裂と半月板を損傷。全治8ヶ月の大怪我をしてしまう。
普通であれば落ち込む選手がほとんどだが彼は違った。
「自分の体を見つめ直せる、いい機会だと思います。また1から積み上げていきます。僕の目標は26年のW杯なので、今怪我をして良かったと思っています!僕のプレースタイル的に怪我は仕方がないと思っているので復帰してもバチバチにデュエルを制します!」
※松井選手のTwitterより引用
欧州トップレベルを体感
長いリハビリの末、無事に復帰。2022年2月には復帰後、初のフル出場をすることができた。
この時のトレーニングマッチの対戦チームは、チャンピオンズリーグにも出ているウクライナのディナモキエフだった。
欧州トップで戦う選手たちとの試合を通じて感じることはたくさんあった。
怪我をした時に語っていた「復帰してもバチバチにデュエルを制します」
それを欧州トップレベルで戦う選手たちを相手にしてもプレーできることを証明した。
ヤギエロニア・ビャウィストクへ完全移籍!
新型コロナウイルスによる影響、8ヶ月の大怪我を乗り越え辿り着いたポーランド1部の舞台。
目標とする2026年W杯出場に向けた23歳のサムライの挑戦は続く。
多くの困難をポジティブに、そして力に変えてきた松井選手。
欧州の選手たちにも当たり負けないフィジカルで守備の役割もこなしながら、ゴール前にも顔を出すプレーに注目して欲しい。
松井熙選手の今後の活躍に目が離せない。
※当面はセカンドチームに所属し、トップ昇格を目指す。
選手プロフィール
松井 熙(MATSUI HIKARU)
生年月日:1998年12月2日
ポジション:MF
【経歴】
旭川実業高校-中京大学-SCシュバーツ(オーストリア3部)-FKルダル(モンテネグロ1部)-ヤギエロニア・ビャウィストク(ポーランド)