春休みに2年半ぶりにスペインキャンプへ行ってきました!
現地での様子はこちらにまとめているので、本日は番外編として、「海外でのコミュニケーション」 について書いていきたいと思います。
海外サッカー留学や、海外キャンププログラムに興味はあるけど、日本語しか話せないけど大丈夫か? 初めて会う友達とうまくやれるのか? そういった質問をよく頂きます。
結果からお伝えすると、
全然問題ありません!!
もちろん海外では日本語は通じません。その中でコミュニケーションを取る必要があります。
ですが、「言葉が話せる」=「コミュニケーションが取れる」というわけではありません。
コミュニケーションとは?
みなさんも知っていると思いますが、日本テレビで放送されている「世界の果てまでイッテQ」という人気番組があります。
人気コーナーに、お笑い芸人の出川哲朗さんが、英語を全く話せないけど、海外で色々な人に助けてもらいながら、ミッション達成を目指すものがあります。
「出川イングリッシュ」と言われますが、自分の知っている単語を駆使し、時には身振り手振りで、時にはテンションで押し切ったり、様々な方法でヒントを聞き出し、ミッションを達成していきます。
視聴者からすると「なぜそれで伝わるんだ?」「すごい行動力!」ともはや感心することも多いです。
これが「言葉」ではなく「コミュニケーション」ということだと思います。
スペイン語が分からなくても、お互いの感情を読み取り、相手の言いたいことを汲み取ってあげる姿勢、どうにかして自分の思っていることを伝えたいという気持ち、そういったものが言語以上に大切になります。
サッカーという共通言語
私達には「サッカー」という世界共通の言語があります。一緒にボールを蹴ればみんな友達と!よく言いますが、本当にその通りだと思います。今回のキャンプの中でもサッカーを通じて様々な出会いがありました。名前も覚えてもらい、グランドで会えば遠くからでも駆けつけてくれました。あるカテゴリーでは、日本の国旗を用意して、さらに日本語も覚えて、歓迎してくれたこともありました。
海外に行くことでしか得られない経験
日本にもたくさんの外国籍の方がいらっしゃいますが、島国である日本ではあまり国際的な経験をすることは多くありません。今はたくさんの日本人選手が世界に挑戦しています。日本代表や東京五輪を戦ったメンバーも多数の選手が海外でプレーをしています。先日はチェイスアンリ選手が高校卒業後、直接海外へ挑戦することも発表されました。これからはより一層、育成年代での国際経験が求められるはずです。これはサッカーにおいてもそうですが、ひとりの人間としてグローバルな社会を生きていくために、海外に出ることは大切なことになっていくのではないでしょうか。