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今回は世界各国に支社があるユーロプラスの、ドイツ拠点があるMainzのブンデスリーガのクラブ “FSV Mainz 05″について紹介していきたいと思います。
Frankfurtの隣に位置するMainzは、Rheinland-Pfalz州の州都にもなっています。そのMainzにあるブンデスリーガのクラブが “FSV Mainz 05″。
この “FSV” とは、”Fußball Sport Verein”の略で、サッカークラブの略称となります。
このクラブの創設はなんと1905年。ドイツにはこのクラブのように100年以上も前から存在するクラブが多数あります。
現在 Liverpool FC で監督を務めるドイツ人監督のJürgen Kloppは、ドイツで Borussia Dortmund を率いる前に所属していたのがMainz 05。その当時はまだ2部で、Kloppが監督になり良い成績を収めながらもなかなか昇格する事ができませんでした。
創立100年目の2004~2005シーズンでついに昇格を果たし、初のブンデスリーガ1部での所属となりました。
2006~2007シーズンには4シーズンぶりの2部へと降格しましたが、2008~2009シーズンで再び昇格し現在はブンデスリーガ1部に所属しています。
過去に日本人選手も所属し活躍しています。
武藤嘉紀選手は2015~2018シーズン在籍し、合計66試合22得点をあげています。この活躍からプレミアリーグの Newcastle United FC へ移籍しています。
岡崎慎司選手は2013~2015シーズンをMainzでプレーし、65試合27得点の活躍を残しています。特に2013~2014シーズンは15得点をマークし、当時の欧州主要リーグの日本人最多得点を記録している。
香川選手が2010~2012シーズンで大活躍し岡崎選手の活躍もあり、ドイツのクラブに練習参加に行くと日本人は必ず “Shinji” とあだ名を付けられるほど当時の日本人選手の活躍は目立っていた。
このチームのホームスタジアムは “Opel Arena Stadion”。2011年に完成した、わりかし新しいスタジアムで、収容人数は34000人。
ドイツのクラブのスタジアムではよくあるように、このスタジアムにもVIPエリアがあり企業やスポンサーなどが商談やミーティング、接待などで使用するスペースもある。
このスタジアムから約3キロ離れた場所にMainz05のトレーニング施設があります。
トップチームの選手はこのグランドで日々トレーニングをしていて、公開練習の日には見学することも可能です。
このチームは育成にも力を入れていて、U23のセカンドチームはこの施設内にある “Bruchwegstadion” で試合を行います。
セカンドチームは現在ドイツ4部リーグ南西地域 Regionalliga Südwest 所属し、ほぼ全ての選手がプロとして活動しています。
ユースカテゴリーもこの施設でトレーニングをしており、U19年代の選手達もプロを常に意識し高いモチベーションの中日々練習しています。
ユーロプラスのドイツスタッフのBabak Keyhanfer はこのU19でヘッドコーチとして指導者していました。
そしてその指導力が評価され、この冬にあの南野選手が活躍したRed Bull Salzburgのセカンドチームにあたるオーストリア2部のプロチーム ” FC Liefering” に引き抜かれヘッドコーチとして活躍する事になりました。
育成年代から良い選手を育てて輩出していくことに好評があるこのチームは、若い年代からしっかりとした指導をし上の年代に良い選手を送るシステムがしっかりとできています。
今後ブンデスリーガを見る際は、次世代のスーパースターをMainz 05の試合で見つけてみてはいかがでしょうか。