Madrid Youth Cup 2019
予選Aグループ
第3試合目 19:30〜60分ゲーム
vs Rayo Vallecano
△2-2
得点者 熊倉(前橋育英)、新井(前橋育英)
MOM 新井→攻守に存在感を見せつけ相手に対して脅威を与えた。逆転ゴールは新井ショーを見ているようだった。
MIP 熊倉→決勝へ誘う3試合連続ゴール。Rayo戦の豪快なミドルシュートは相手の足を止める一撃となった。
START
GK 後藤
DF 田端、岩崎、石橋
MF 三浦、本田、新井、熊倉、両角、関口
FW 廣兼
インテンシティで完全に上回る相手に対して、
いかに戦うか。
それぞれの所属するチームで自分がどういう立ち位置で、どんなプレーヤーなのかを言う前に、
まずは今回のチームのコンセプトを徹底する。
戦えないところから、綻びが生まれ、失点に繋がる。逆に攻守の切替え、運動量で相手を上回った時、チャンスが生まれる。
その連続が試合の中で生まれ続ける。
時には体より頭をフル回転させ、先を読み、相手の裏をかく。そんな駆け引きが連続される素晴らしいゲーム展開だった。
コート内で、チームメイト同士で高め合い、時には厳しい言葉が飛ぶ。とても素晴らしいこと。
試合を追うごとに良くなっていくチームにベンチからの期待を込めたゲキも多くなる。
試合は一進一退の好ゲーム。
先制はRayo。深い位置まで追い込むがあと一歩寄せきれず、中盤からの縦パス一本でDFとGK の間をつかれ失点。
前半を0-1で折り返す。
後半相手メンバーの入れ替えによりインテンシティが落ちると、一瞬の隙を見逃さなかったCap熊倉の豪快なミドルで同点弾。更に新井の巧みな緩急のドリブルから、クサビを受けた金子とワンツーでゴール右隅に決める技ありのシュートで逆転する。集中していた守備陣だったが、後半ラストに左サイドを2人交わされ、グランダークロスに綺麗に合わされ2-2とされ、試合はそのまま終了。集中力が途切れた訳ではなく、勝利への執念から相手に得点を許してしまう展開となった。
引き分けで終了となったものの、
得失点差でRayoを1点上回った横山杯選抜が3年連続決勝進出。予選Bリーグ全勝で勝ち進んだ、スペイン1部 CD LEGANESと明後日決勝を迎える。
何とか有終の美を飾れるように!