8月10日、カンボジアリーグ第19節がボンケットFCのホーム、カンボジアエアウェイスタジアムで行われ、ユーロプラスアジア所属の山崎健太、水野輝が所属するボンケットFCが6-0で勝利しました。この試合で、水野輝はキャプテンマークを巻きボランチのポジションで先発出場、6月にチームに加入した山崎はアタッキングミッドフィルダーのポジションで先発出場し、1得点ずつをあげ6-0の勝利に大きく貢献しました。
ボンケットFCはカンボジアリーグ2016、2017シーズンを連覇、2018シーズンこそ準優勝という結果でしたが、近年のカンボジアリーグを牽引して来たリーグ屈指のクラブです。チームにはタイリーグのトップレベルで活躍して来たベンガ(元チョンブリFC)、ジュリアス(元タイホンダFC)、ドゥドゥ(元ブリーラム)などの外国人選手に加え、カンボジア代表の絶対的エースワタナカ(元藤枝MYFC)などが所属しています。
昨シーズンまではタイリーグ1のウボンUMTユナイテッドに所属していましたが、昨シーズン中に前十字靭帯断裂という大怪我を負い、約1年をリハビリに費やし、7月にボンケットFCからの獲得オファーを受け加入が決まりました。日本、モンテネグロ、タイに次いで4カ国目の挑戦となります。
水野輝
市立船橋高校、明治大学を経てFC琉球でプロ契約。その後アルビレックス新潟シンガポールを経てカンボジアのスバイリエンへ移籍。そこでの活躍が認められリーグ屈指のクラブであるボンケットFCに移籍して今シーズンですでに3シーズン目となります。
この試合の結果によりボンケットFCはリーグ戦での順位を4位としました。1位のスバイリエンFC(小林大介所属)との勝ち点差は9。リーグ序盤こそ勢いに乗れなかったボンケットFCですが、山崎の加入後は安定した試合で勝ち点を重ねています。王座奪還、AFCカップ出場権獲得に向けて2人の日本人選手がチームを導いてくれると信じています。