【タイ】海外に行くのは早ければ早い方が良い?

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コパアメリカに臨む日本代表メンバーについにFC東京の久保建英選手が選出されました。久保選手が10歳という若さでスペインのバルセロナに移籍したという話は広く知られています。そこから彼は順調に成長し、若干18歳で日本代表に選ばれるまでになりました。

一昔前では市川大祐選手が17歳で日本代表に選出されましたが、身体能力や身体的発達の遅い日本人で10代の選手がここまで活躍するのは大変珍しいケースと言えるでしょう。

しかし、海外に目を向ければ、10代で代表でプレーする選手やトップレベルでプレーする選手は珍しくありません。彼らの多くは10代で親元を離れ、海外で挑戦することでトップレベルの選手へと階段を登っていきます。

欧州では若く将来性のある選手を国内外から獲得し、彼らを育てビッグクラブへ高値で売るというモデルが出来上がっています。そして多くの若い選手がトップレベルで活躍しています。しかし、アジアの場合はそれとは違います。

アジアではすでにキャリアのある選手やベテランの選手、または既に東南アジアのリーグでのプレー経験のある選手が好まれる傾向にあります。これは外国人選手は育てるものではなく、チームを勝たせるための特別な役割を求められているからだと言えます。ローカル選手とは全く違う特別な能力を外国人選手には求めるのです。


そのため、東南アジアのリーグでステップアップしたいと思うのであればそのことをまず理解しなければいけません。それを理解した上でどうやってキャリアを作っていけるか、どうやって目標へのステップを踏んで行けるか、を考えることがステップアップへの道となるでしょう。

日本より格下のリーグに行くのだから簡単にプレーできるだろうという気持ちでは当然うまくいきません。彼らが求めるのはその他の選手をピッチ内外で引っ張ることのできる助っ人外国人選手です。ピッチ内で年齢は関係ありませんが、東南アジアでは経験のある選手が求められる。若いということは経験がないと見られる場合がある。そういったことを理解した上でチャレンジすることがアジアでのステップアップにつながるはずです。

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