今季1番感動した試合は実はセリエC1のモンテレオーネに所属する中川選手(96年生まれ)の試合でしょう。
相手は首位をキープする強豪CTS GRAFICAで61得点をすでにマークしている得点王も抑えなければいけないし、負ければ残留も危うい!
しかし、学校の都合で3月29日に帰国予定で今節で最後の試合となるため、負けられない一戦!
試合はシーソーゲームで、シュート数もカウントできないほどのシュートの打ち合いでした。
中川選手は60分間フルに味方がボールを失ったら、誰よりも早く、ボールを奪いにいくボールへの執着心をゲームの中で見せ、守備でも大活躍。攻撃においてはセグンダに猛スピードで詰めて行って得点をするなど今日の主役の一人でもありました。
そんな熱い中川選手を見ながら、渡伊してからの彼の苦労や思い出などが蘇ってきました。
イタリアフットサル留学 で来たばかりのため言葉も喋れないが、コミニュケーションを取ろうとする姿勢であったり、指を複雑骨折して病院に運ばれて、手術前に弱気になっている姿などたくさんの思い出がありました。
そんな彼が身体を張って、死ぬ気でプレーしている姿に心を打たれました。
結果は中川選手も1得点することができ、7-5で首位から3ポイント奪う大快挙!
試合後にはこんなメッセージもLINEで送られてきて、本当に生涯最後の試合のつもりで闘っていたんだなって改めて感じました。
中川選手コメント「本日は観に来てくださってありがとうございました!
めっちゃ力でました!
最後ちょっと立てなくて挨拶できませんでした、すみません!?」
自分「素晴らしいパフォーマンスでした。
気持ちがこもってた!
かっこよかった!
お母さん見てたら、泣いてたと思うよ!」
中川選手コメント「ノブさんに褒めて貰えて光栄です!
母にも今日ばかりは、勝利を自慢したいと思います!!」
実際に立てなくなるまでプレーしている選手がどれだけいるだろうか?みんな自分の胸に手を当てて自分自身に訊いてみてほしい!
彼みたいな気持ちで毎日をまたは毎試合に挑んだら、どれだけ未来が開けるだろうか?
カテゴリーでもなく、味方でもなく、自分自身の気持ち次第が大事!そんな事をしみじみ思う一戦でした。
感動や刺激を得たい!今の生活を自分を変えたいチャレンジャー待ってます!
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