前期リーグの全日程を終えたタイリーグ3。T3南部エリアを3位で前期を終えたTrang FC、このチームでチームの中心として活躍したユーロプラスアジアの井上哲郎がタイリーグが選ぶ前期リーグのベスト11に選出されました。
井上哲郎は1991年生まれ、埼玉県出身の26歳。大宮アルディージャU-18、桃山大学を卒業後、ユーロプラスを通じてタイでのトライアウトに参加。そこでのパフォーマンスを評価されサムットプラカーン・ユナイテッドと契約。その後リーグ戦での活躍が他のチームから評価されステップアップ、2018シーズンは昨シーズン惜しくも昇格を逃した強豪Trang FCに所属しています。
正確な技術とハードなディフェンス、そして得点能力も持ち合わせる井上。2018シーズンに賭ける思いは試合中の味方を鼓舞する鬼気迫る様子からも伺うことができます。
これまでの4シーズンで上のカテゴリーに昇格することがどれだけ難しいかを誰よりも身をもって体験してきた井上。それだけにピッチでの彼を見ると今シーズンに賭ける思いがひしひしとスタンドにいても感じることができます。
現在チームはリーグ戦3位。T3は各地区の1位クラブと、各地区2位で争われるプレーオフ勝者の3クラブがT2へ昇格します。現在Trang FCは自動昇格の1位とは4ポイント差の3位。
井上にはなんとしてでも彼の悲願を今シーズン達成してもらいたいと思っております。
http://www.thaileague.co.th/official/t3/?r=News/ScoopRead&id=228