FITA U-11 & U-12 タイ・パタヤ遠征

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FITA・パタヤ遠征最終日 天気:曇り時々晴れ
8月15日 7:00

三日目、慣れてきた事もあり、朝食も比較的スムーズに終えバスで会場へ移動。

U-11、U-12、1試合目まで空き時間があり、軽くウォーミングアップを終えた後、ゆっくりと準備を行った。


他チーム選手達とは既に顔見知り。

交流も深まり所々で互いに戯れ合う選手が多くなり、微笑ましい。


「THAI Intermational Cup」大会3試合目:
まずはU-11

第3試合 VS Ratchanavi


1勝1敗で迎えた2日目、優勝の可能性を残すには、残り2試合の勝利が絶対条件のU-11。
前半1分、DFラインを突破され、GKと1対1のピンチになったが、1番ミツキのビックセーブで相手ゴールを許さなかった。

前半2分、ボールを受けた7番コウシがドリブル突破!GKのポジションをしっかり見て冷静に流し込み先制ゴール!

その後、一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。

前半も残り3分、このままハーフタイムを迎えるかと思われたが、右サイドでボールを受けた5番キラがドリブル突破で、DF2枚を抜き去り放ったシュートがゴールネットを揺らし追加点!

前半を2?0で折り返す。


後半、相手にゴールに迫るもなかなか3点目を決められないU-11。

後半8分に自陣のミスから失点してしまい2?1

そこから、守備の時間が続く。

後半12分、相手の低い弾道のクロスを相手FWに押し込まれ、12番マサキヨが反応するも決められ2?2

優勝するためには勝利が必要なU-11だが、相手の激しい守備を崩せずタイムアップ


2?2の引き分けで優勝の可能性がなくなったこと、海外の危険なタックルやラフプレー、勝つために手段を選ばないプレーの数々に苛立ちながらもそれを乗り越えられなった悔しさに涙を流す選手たち

間違いなく日本にいては経験できない。海外のサッカーに直面した、、、
第4試合 VS pp soccer rayong


負けたままでは帰れないU-11。

このメンバーでできる最後の試合。

タイで味わった悔しさ、日本人でも海外で戦える・汚いプレーなんかしなくても、正当なプレーで勝とうとチームの全員が声に出して臨んだ。

前半4分、10番ユウのパスから9番イツクがゴールを決めると

11分には先制点のアシストをした10番ユウが追加点を決め、15分、17分には11番コウタが連続ゴール!

前半終わりに、相手の決定的なシュートを12番マサキヨが左足1本で止めるビックセーブもあり、前半を4?0で折り返す。

2日間で仲良くなったタイのチームも応援してくれる中

後半、4?0ではまだ満足できないU-11は怒涛の攻撃を見せる。

後半7分、9分に7番コウシがゴールを決める。

11分には、タイでの試合で惜しいシュートを放つもなかなか決められてなかった6番コウキのタイ初ゴールで7?0

さらに13分には7番コウキが追加点を決めハットトリック達成!

14分には、大会を通じて安定した守備を見せていた3番カズマがゴール!

15分には、唯一の小学4年生で遠征に参加している13番エイタのゴールが決まる!

これにはベンチメンバーも大盛り上がりでかわいい弟分のエイタを祝福。

10-0の完勝で大会を終え、準優勝という結果に終わった。 by MiKAMI  coach.


次にU-12

「FITA選抜 VS Mtp yfc」


この試合に勝つ事で3位以内が確定するという事もあり、事前に準備を行い集中した良い状態で試合に入った。

手ぶらでは日本に帰れない。

1日目に調子を上げきれずにいたFWのKOUDAIがここに来て爆発、試合の主導権を握る。前半6分、前半9分と迫力のある体格、パワーを生かして立て続けに得点。チームメイト達も「KOUDAIが本気になった!」と笑顔で得点を祝う。

前半12分、これまでも巧みなドリブルでチームに大きく貢献していたJOI、センターサークル付近からの技ありロングシュートで自身大会初ゴールが生まれる。

前半終了間際にKOUDAIが早くもハットトリックを達成。前半を4-0で折り返す。


後半2分にもKOUDAIが4点目を取り完全な楽勝モードも束の間、一瞬チームの集中が途切れ相手に得点を許す。集中を取り戻し後半11分、KAIがトドメの一発を決めチームが勝利を手中にした。

結果6-2、大会2日目の出だしは上々だ。


ランチを挟み最終戦。

「FITA選抜 VS Khaopcha-ang」


2勝1敗同士の対戦。この試合に勝てば事実上2位、負ければ3位という大一番が始まった。しかし、相手はフィジカル、パワー、テクニック、戦術眼において全て勝っていた。前半7分にKAI、後半5分にKOUDAI、後半12分にTORANOSUKE、後半終了間際にYONE、FITA選抜、合計4点を取るも相手には10得点を許した。


ハーフタイム終了時、ベンチに戻る途中、既に悔し涙を流す選手も。

試合終了時には多くの選手達が歯を噛み締めながら悔し涙を流した。

結果 4-10、5チーム中3位入賞で終了。


仲が良くなった現地の戦友達が落ち込む選手達の健闘を称える。

ここはスペインでもドイツでも、イングランドでもブラジルでもない。
日本と同じアジア諸国。
それでも同世代とは思えぬ信じられない程の身体能力、したたかさ、ずる賢さ、、、

サッカーで「勝つため」に鍛えられたエリート達がここタイにも存在する。
世界は広い。
彼らが体感したピッチ上での経験、アウェー感、勝つためには手段を選ばない相手チームの威圧感、空気感、見えない壁、地元日本では残念ながらなかなか味わえない。
サッカーの環境はタイよりも日本が遥かに上、それでも、上には上がいる。
ブレイクタイム時、タイの少年達は裸足でボールを蹴っていた。
日本では、あまり見れない光景。
そこに大きなヒントがある。
一生、忘れないでほしい。
閉会式


さあ、タイ最終日、戦いの後はエンジョイだ。


海、食事、ショッピング!

贅沢です。

親に感謝!


しっかりお土産を買って行きましょう?


さあ、帰り支度をして仮眠!

明日は移動だ。

家に帰ろう。

全選手、スタッフ一同、大会、お疲れ様でした!

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