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ASIA’S WORLD YOUTH CUP 大会1日目
朝はホテルのビュッフェから始まり、バス移動で会場の Turf city へ向かった。
予選リーグ第1試合
vs Singapore Sports School (SG)
日本の夏の様な気温の中、チーム数も多く英語も飛び交う所謂アウェイ、初戦の入り方が重要ではあったが、そう簡単には行かない。
決定機を演出したのはトップで健闘したリョウタ、あとは皆で守るの精一杯。初速、球際、気迫、体格も全体的に相手が上回る。
合計: 0-2
切り替えて次の試合に備える。
予選リーグ第2試合
vs Topskor White (ID)
チーム戦術を変えて挑んだ二試合目。
入りは良く互いに譲らぬ試合展開だったのも束の間、
ゴール前のミスで失点。
そこから相手チーム18番キャプテンを中心に一方的に攻め込まれる。日本では体感した事のない体力、スピード、フィジカル、同年代とは思えない個人戦術。
「コーチ、あいつ高校生なんじゃないすか?!」
アジア諸国にもアスリートは存在する。
日本であればJリーグ下部組織が放っておかないクオリティの選手が存在する。
日本がアジアでトップレベルを確保していられるのもユース年代の育成システムが進んでいるおかげか。
しかし数年後、数十年後は、、、
うかうかしていられない。
リョウタがカウンターで抜けて一点を返すが最終的には7失点。
合計: 1-7
得点者 : リョウタ
上位決勝トーナメントへ進出するにはこれ以上の負けは許されない。
予選リーグ第3試合
vs Fox Football Vietnam u-14 (VN)
追い詰められたソサイチ日本選抜、3試合目にしてアウェイの土地にも慣れてきたか。
動きも軽くなりボールが回り始める。
トップに入った10番リョウタが躍動。
22分一本勝負のレギュレーション、
10分で2点を叩き込む。
終了間際、前線でソウタ、リョウタが崩した後、
こぼれ球をマヒロが流し込み勝負あり。
初の勝ち点3を手にした。
合計: 3-0
得点者: リョウタ x 2 、マヒロ
休憩時間も良いムードになってきた。
予選リーグ第4試合
vs Woodlands Wellington Football Club (SG)
サッカーは指示待ちではいけない。
ピッチ内外で自ら判断を下す癖をこの年代から付けなくては上のレベルで通用しない。海外では同年代、その下の年代でも、選手達から自立した雰囲気が漂う。
教育の違いか、指導の違いか。
サッカーで強くなるには日本もそうでなくてはならない。
海外に来て、肌で感じながら盗める要素は山程ある。
日本国内のみで選手の成長を完結させようとする指導者も多く存在すると聞く。
如何なるものか。
時代は変わる。
世界は広い。
それを知るために来た。
勝利はチームにとって1番の良いクスリ。
予選リーグ第4試合、序盤から押せ押せムード。
アオイが積極性を見せシュウキからのゴールキックを処理し
右サイドを抜けそのままシュート。
相手キーパーがファンブルしボールは
そのままゴールへ吸い込まれ先制。
勢いに乗るのが、追加点が奪えない。
試合は徐々に相手ペース。
しかしここでリクが蹴ったコーナーキックをユウトが打点の高いヘッドを叩き込み貴重な追加点。ゲームの流れは再度こちらに傾いた。トップ以外どのポジションでも高い安定度を見せるカズマ。負けん気の強いユウ。献身的な守備でチームに安定感をもたらすハズキ。ゴールキーパーのショウ、シュウキはどの試合でもどっしりと構えミスは無に等しい。ボランチで球際の強さを見せるスペイン仕込みのマレ。総合的に相手チームを上回ったソサイチ日本選抜。
合計:2-0
得点者: アオイ、ユウト
最終的には2勝2敗。
勝ち点6の8チーム中4位。
今のところ上位トーナメントへ進出するための順位を確保している。
予選リーグ2日目は3試合を予定している。
チームの結束力も上がっている中、更に結果に拘っていきたい。
ホテルでゆっくり休んで明日に挑もう。
Good Work Young Players !!
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