スポマネトレセン大学同好会 ?タイ遠征? 12月16日?12月20日
5月から始まった大学同好会プロジェクト、7回もの選考会を重ねここまで、選ばれた16名の選手がタイ遠征へ3泊5日という日程をこなし素晴らしい経験が出来ました。
まずこのタイ遠征での目的とし、海外でのサッカーを体感するという事、そして3試合ある中ですべての試合全力で戦い、勝利する事を目的を第一に、タイという異国の文化を感じる事で人として成長少しでも視野の広い大人になって欲しいという願いもあり、タイでの観光やショッピング、国際交流というところもプログラムに入れ充実した遠征にしようと心掛けさせてもらいました。
◇サッカーに関して
正直同好会の選手達は毎日ハードなトレーニングを行ってきていません。
そしてチームとしての活動も数回しか行ってきていな為に、コンデションが良くなく、
チームとしてのベクトルが定まってもいない状態なのはわかっていました。
ですがそこにはタイのプロチームと試合をし勝利を目指すというモチベーションが必ずメンタルを向上させ、個人としてのパワーがチームとして強さに変わってくると確信していました。それがサークルの選手達でも出来るという事を証明させてあげたかったのです。
トレーニング
到着したばかりであり午後に試合がありましたが、午前中は試合に向けてのトレーニングを行いました。
試合に向けてのコンデション調整、戦術をチームとしの共有させる為に1時間弱行いとても良いトレーニングができました。
*戦術確認
???? 攻守にバランスをとる(いかなる時もコンパクトに)
???? ゲームのイニシアチブをとる(2つのバイタルエリアを活用)
この?、?のテーマ共有しシンプルに考えチームとして連動し個人の特徴を出していくという事が大事だとこのチームの共通理解を高め試合の準備をしました。
1戦目はタイHONDA デイビジョン2(タイ3部リーグ)との試合
タイHONDAは、現3部だが元々上のカテゴリーに所属しており、3部まで落ちてしまった今年は高いサラリーを払ってでも強いチームを作り上を目指すとの事、ですので元1部2部の選手達もいるとの事。
今日のゲームはトライアル選手も含め、今現時点の先発メンバーが出場、監督は日本人監督であり元セレッソ出身で育成のコーチに長年携わり、タイでの指導経験も長い監督であります。
監督は外国人選手に関して単純に能力が高いタイのサッカーに合う選手を起用するので、日本人選手を特別起用するということはないという事、スタメン組にはブラジル人を初め、アフリカ系の選手達も出場。
一番心配していた、“熱さ”もタイの季節の中で一番涼しいという事で問題なく90分試合にできる環境にありました。
ただ問題は同好会の選手なので単純に練習量が少なく、90分かフルに動けるのかというのも課題の一つです。
グランドは芝が長く乾燥していた為、水をまいていましたが、ボールが走らずに逆に、緩い場所もあるので、足をとられるシーンやボールコントロールに戸惑う選手がいました。
試合の展開的には個の力でまさるタイHONDAFCでしたが、チーム力としてはサークル選抜が攻守にわたって連動しゲームをコントロール、前半30分過ぎには、10番中山のパスを上手くDFの裏への動きで外に逃げた、小松がゴール先取点を奪った。
だが前半の内に1対1の局面で負けてしまい、失点を許す。
前半1対1で折り返しました。
後半はメンバーも大きく交代し劣勢に立たされるシーンもありましたが、キャプテン蓑輪、高野を中心に体を張り、全員が共通理解を勝利を目指しましたが、1失点をしてしまい、スコア的には1対2で敗戦してしまいました。
ですが、選手達は最後まであきらめない気持ちを持ってプレーし、個人としてもチームとしても全力で戦ってくれました。2戦目につながる試合となりました。
2戦目 BBCU デイビジョン1(タイ2部リーグ)2戦目
BBCUはこの3試合で一番強い相手です。
カテゴリーも2部で大学が母体のチームです。
外国人は 南米系 アフリカ系 韓国人 日本人などのアジア系など人種はさまざまです
特に今日対戦するチームの日本人のトライアル生の中には素晴らしい経歴を持った選手がおり、Jリーグでプレーしている選手、海外でプレー経験が多い選手などさまざまです。
相手もさながら、スタジアムもとても良く芝のピッチコンディションもしっかりと管理されているので良いサッカーできる環境です。
スポマネトレセンの選手達には相手に関係なく自分達のプレーをしようとミーティングをし前半20分耐えればかならずチャンスがくると話させてもらいました。
前半はやはり相手の能力の高さから危ないシーンが続くもGK佐武の好セーブもあり、失点ゼロで抑えてくれました。
フィードも良く攻撃の起点になってくれました。
前半30分経過したぐらいから、途中交代で入った鈴木の意外性のある豪快なミドルシュートが決まり前半はなんとスポマネトレセンが1対0で折り返しいい形で後半を迎えました。
後半交代したメンバーも奮起してくれましたが、後半は0対4で合計1対4で敗戦しました。チャンスもありましが決めきれずに敗戦
ですが、選手達も自信を持ってプレーしてくれて、明らかにチームとしても個人としても上手くなってきているのを選手達は感じた試合になりました。
3戦目 クリントンプリ デイビジョン2(タイ3部リーグ)
前に2戦対戦した相手の中では一番レベルの低いチームです。
1,2戦目と前半は負けなし、最終試合出来た、出来ない関係なしに全員でどんな形でも結果にこだわり勝利しようと勝ちだけを目指しました。
前半は相手のシンプルなプレーに対応できずに立て続けに失点3試合目という事もあり体力的にも厳しい中で、集中力を欠くシーンなどもあり、今回の遠征で一番良くない状態でハーフタイムを迎えました。
後半、選手交代をしてでも3得点して全員で勝利しようという話し後半戦に向かいました。気持ちを一つに戦術的にもベクトルを共有し、運動量多く厳しいプレッシャーをかけ続け相手のミスを誘いゴールに向かう姿勢は、一つ大きなチームになっていました。
結局後半は4得点し逆転勝ちで遠征のフィナーレに素晴らしい結果を出せました。
みなが最後は俺達でも出来るし、もっとサッカーしたい上を目指したいと火がついたようでした。
ここから彼らのスタートだけと思っています。
ここからもう一度この経験をきっかけに学生生活に戻り、自分のやりたい事に一生懸命に向かい、なんとなく就職するのではなくしっかりと強い意志をもって生きて行ってほしいと感じています。
◇観光、ショピング
観光もワットポーやアルンで大仏とお寺を見学し日本では見られない建物に刺激を受けている学生達を見ることができました。
ショピングモールでは物価の安さ、たくさんの買い物をする姿がみられ日本との違いに驚かされていました。
タイの食事も彼らはとてもおいしく食べていました。
学生達は口々にまたタイに来たい、観光でもサッカーでもなにか挑戦したいという気持ちが強くなったと話ていました。
ここからもう一度この経験をきっかけに学生生活に戻り、自分のやりたい事に一生懸命に向かい、なんとなく就職するのではなくしっかりと強い意志をもって生きて行ってほしいと感じています。
最後にこの長期に渡っておこなわれたプロジェクト、タイ遠征もデモの影響もなく安心、安全のもと最後まで事故なく病気なく終えることができ良かったです。
スポーツマネジメントの近藤さんをはじめとするスタッフの皆様、本当にありがとうございました。学生にとって素晴らしい経験になった事を嬉しく思います。