2017シーズンここまでのタイリーグ1

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ここまでのタイリーグ1

(image by Ubon UMT)

タイリーグ1はここまで25試合をそれぞれ消化しました。1位はブリーラム、2位はムアントンユナイテッド、3位はバンコクユナイテッド、4位チェンライユナイテッドと前評判通りの強豪が上位争いを繰り広げています。最初はつまづいていたブリーラムですが、勝ち点を伸ばし首位に立っています。

ムアントンユナイテッドはACLでの躍進がありましたが、その後から勝ち点の取りこぼしが目立ち、首位の座を明け渡しています。日本人CBの青山選手が活躍するムアントンですが、コンサドーレに移籍したタイのメッシことチャナティップの抜けた穴は大きいはずです。その穴を埋めるべくタイ代表シローチや、昨年度の得点王のヘベルチを獲得しましたが、彼らがどこまでチームにフィットするかが鍵となるでしょう。

得点王争いでトップに立っているのはバンコクユナイテッドのボスコビッチ。25試合で30ゴールとゴールを量産し、チームの躍進を支えています。3チームが降格する降格争いはスーパーパワーがここまで0勝1分24敗と記録的な連敗を重ね降格濃厚となっています。

 

ユーロプラスアジアの選手たちの活躍

(image by Ubon UMT)

9人の日本人選手がプレーするタイリーグ1には二人のユーロプラスアジアの選手がプレーしています。ウボンUMTの山崎健太、そしてスコータイFCの片野寛理です。

山崎はここまで退場して出場停止だった試合を除けば全ての試合にフル出場を続けています。ウイングバックからボランチと豊富な運動量と献身性で替えの利かない選手としてチームに大きく貢献しています。チームはタイリーグ1に昇格初年度ながらここまで9位と健闘を見せています。残りのリーグ戦でシーズン前からチームが掲げていた5位という目標を達成するために山崎にはさらに貪欲に頑張ってもらいたいと思っています。

片野はシーズン序盤こそ怪我で出遅れましたが、それからは調子を上げチームのキャプテンとして後方からチームを支えています。またディフェンスだけではなく得点能力も持ち合わせる片野は大事な場面でのゴールも見せています。現在15位と降格争いをしているチームの中で片野のプレーがチームの命運を握るといっても過言ではありません。彼のさらなる活躍でチームを残留に導いてほしいところです。

シーズン残りの見所

(image by Sukhotai FC)

現在タイリーグは国際大会であるSEAゲームの影響もあり1ヶ月近い中断期間となっています。これが終わればシーズンも残すところ9試合。1位と2位に与えられるAFCチャンピオンズリーグの参加権を巡る上位チームの争い。そしてT2への降格を争う残留争いも佳境を迎えます。そして日本人選手達には来年につながるプレーを見せてもらいたいと思っております。

 

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