シンガポールリーグについて
リーグについて
Sリーグとは、シンガポールプロサッカーリーグのことです。およそ30年前にマレーシアから分離独立したシンガポールでしたが、サッカーについてはマレーシアとともにプロリーグを結成し、「マレーリーグ」として活動していました。しかし、豊富な資金力に支えられたシンガポールチームが圧倒的な強さを誇りタイトルを総なめにしたため、マレーシア側からの反発により1996年度にシンガポール独自のプロサッカーリーグ「Sリーグ」が誕生しました。(日本のJリーグをモデルに8チーム、2ステージ制で開幕)その後2003年からは代表チーム強化策の一環として、シンガポールの23歳以下代表チーム(ヤング・ライオンズ)が参加。また、Sリーグには完全な外国資本のクラブ、全所属選手が外国人で構成されたクラブも存在する。2004年に加盟した全選手が日本人のアルビレックス新潟・シンガポール、2010年から加盟したフランス人選手が中心のエトワールFCなどがその例である。優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグ予備選出場権が、シンガポールカップ優勝チームにはAFCカップ出場権が与えられます。日本人選手にとっても相性が良いリーグであり、日本でプロ経験がなく現地クラブチームのトライアウトを経てプロ契約を果たし、長年Sリプロ契約という流れになります。ーグの第一線で活躍している選手もいる。2011年4月にはシンガポール・サッカー協会(FAS)と日本サッカー協会(JFA)が、パートナーシップ協定を交わしています。
シンガポールリーグ トライアウト情報
トライアウトについて
Sリーグでは、2月からシーズンが始まり、11月には終了します。移籍期間およびトライアウト期間としては、まず、シーズン終了間際の11月上旬に来季のクラブチームを探している外国人によるトライアウトがあります。年間でもこの時期が最もクラブチームと契約ができる可能性が高い時期です。次に年明けの1月から3月上旬、そしてシーズン半ばの6月といったタイミングで行われています。トライアウトは、原則Sリーグのクラブチームの練習に参加して行う形式になり、その練習で活躍が監督などに認められればプロ契約という流れになります。
トライアウト募集概要
サッカートライアウト参加概要
18歳以上のサッカー経験者
※選手経歴書(英語)・DVDが用意できれば、推薦することも可能です
費用
30万円〜
シンガポール渡航情報
時差 | シンガポールと日本の時差は1時間で、日本の正午はシンガポールの午前11時になります。 |
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渡航時間 | 日本からは直行便で約6時間ほどで到着します。 |
言語 | 公用語は多数あり、主にマレー語、英語が通じます。 |
通貨 | シンガポールの通貨はシンガポール・ドル(S$)、補助通貨はシンガポール・セント(S¢)です。1S$=約80円ほどとなります。 |
気候 | シンガポールの気候は熱帯に属し、年間を通じて高温多湿です。10月~3月は雨季となります。基本暑いですが、施設内ではエアコンが強めに効いている場所が多いため、ジャケットやカーディガンがあった方がよいでしょう。 |
治安 | 治安についてはアジアの中では群を抜いて治安が良いと言われていますが、外国人観光客を狙ったスリや盗難等の軽犯罪は起こり得るので、貴重品は肌身離さず持ちましょう。 |
物価 | シンガポールの物価はシンガポール・ドル高の影響もあり、日本と比べて高いと感じることも多いでしょう。電車やバスなどの交通費は安く、宿泊や観光地での食事や日本製品は高いです。 |
マナー | さまざまな規則や法律があり、罰金制度が設けられています。ゴミのポイ捨て、喫煙所以外での喫煙、つば吐き、電車内での飲食なども対象とされるので注意が必要です。 |
シンガポール現地コーディネーター
中村 彰宏 Akihiro Nakamura
東海大付属浦安高等学校、東海大学においてサッカー部に所属していた。卒業後は一般企業に就職しサラリーマンとして生活していたが、休暇中にS リーグのトライアウトに合格し、プロ契約を果たす。今までにSリーグ6チームを渡り歩く。その後、Sリーグで首位争いをしているタンピネス・ロー バースFCに所属。2012年に現役引退後、2013年より同リーグのホーム・ユナイテッドのコーチに就任。
Sリーグをはじめ近隣諸国のエージェントも担うほどアジアのサッカーに精通している。
2001-2002 センバワン・レンジャーズ
2003 シンガポール・アームド・フォース
2004 アルビレックス新潟・S
2005-2006 バレスティア・カルサ
2007-2008 ウッドランド・ウェリントンFC
2009-2012 タンピネス・ローバースFC
2013- ホーム・ユナイテッド コーチ